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カテゴリー「学問・資格」の記事

2011年3月 7日 (月)

結局は大学側の情報管理の甘さなのか

今回のカンニング問題、いろいろと手口を推測したりしてみたが、結局一人で試験会場内で携帯電話機に直接問題文を入力して投稿し、回答を見ていたとのことで落ち着いたようだ。

大学入試の試験場ってことで、まさかそんなことができるはずが無いと、いろいろな手口を推測していたが何のことはない、試験会場内で堂々と携帯電話機を操作していた。しかも試験官の見回りは来なかったと。

万全の態勢で臨んだ試験監督って何だったんだろう?大学側は100%自分たちは被害者みたいな立場みたいだけど、これって試験官は処分もんじゃないの?

ちなみに今回の投稿者の特定に至った仕組みについては、詳しくは別の機会に書くとして、IPアドレスだとか、携帯電話機の個体識別の仕組みだとかってのは、今では学校で「情報」の授業で教えるんだってね。

教科書にはどういうふうに書いてあるんだろう?ちょっと見てみたい気がする。

2011年3月 4日 (金)

aicezukiは本当に一人なの?

aicezukiのYahoo!IDで入試問題を投稿した携帯電話機の名義人の息子が逮捕された。

京都府警といえばWinMX、Winny、Share、PerfectDarkとP2Pファイル共有ソフトではいずれも初物の事件検挙をしていることで知られているけれど、今回も大学入試のデジタルカンニングという、これまた初物の事件検挙となった。

さて、報道によると、一人でやったとのこと。

ほかにもいろいろ報道されているのを見てみると少しずつ事実が見えてきた。

まずYahoo!知恵袋への投稿はdocomoのフィーチャーホン。そして投稿方法であるが、今朝のテレビなどを見ているとテキストリーダーの機能を使ったと解説している番組があったが、問題文がひらがなで記述されているのに、投稿文の同じ場所が漢字に変換されている問題があったとのこと。

さすがのテキストリーダー機能も文脈から漢字変換まではしてくれない。ということでテキストリーダー機能を使ったものではなく、一文字一文字入力されたものであると言える。

となるとやはり問題文を見ながら、携帯電話に入力していったということになるのだが、相当携帯電話の文字入力に慣れていても、今回の問題一問を入力するのに3分程度はかかるとのこと。

3分間も携帯電話機で文字入力していたら、いくら何でも試験官が気がつくんじゃないだろうか。それなりの速度で入力したなら、どうしても肩や上腕部だって多少動くだろうし音だってしそう、何かせかせか動いているっていう気配とか感じないかなぁ。見つからないように慎重に慎重に操作すればするほど速度は遅くなっていくし。

一問当たり3分程度の時間をかけて問題を入力して投稿、さらにいつ寄せられるかわからない回答を得るためにも何度か画面のリロードを繰り返す必要もある。受験生はその間もちろん他の問題も解かなければいけないので、携帯電話ばかり操作もしていられない。

大学曰く「監督態勢は万全だった。」らしいけど、それならどうして見つからなかったんだろう。それはそれで大問題だと思うけどなぁ。「許し難い」なんて記者会見で言ってる場合じゃないと思うんだけど。

やっぱり一人でやるには無理があるような気がするけどなぁ。

それから最後に、「こんなすごい方法を考えつくような頭なんだから、その発想力を勉強に向けたら不正なんかしなくても合格できるはず。」なんて言ってる人もいたけど、そんなに甘くないでしょ。それなら自分だって京大入れちゃう。んなわけないっ!

2011年3月 1日 (火)

aicezukiの手口を考えてみる

今回の入試に関する問題、Yahoo! JAPAN  IDが「aicezuki」だけでなく「a0tja0jt」というものも同一人物らしいという報道が出ている。

とにかく入試制度の根幹を揺るがす大問題であり、テレビを見ていても各局が方法の検証を行っている。

そこで、自分もどうやって投稿をしていたのかを考えてみた結果をまとめてみた。

まず、携帯電話機を持ち込んで問題を見ながら、掲示板に打ち込むのは無理がある。

せめてメールで送信するならば、ブラインドタッチくらいならできないことはないかもしれないが、数学の問題など記号があればその入力が大変である。

携帯電話機のテキストリーダーの機能を使えば、問題文をそのまま読み取りテキスト化してくれるが、机上の問題用紙を撮影するためには、携帯電話機を上にかざさなければいけない。同様の理由で写真撮影も無理だと思われる。

これには、まず外に協力者が必要であるが自分が考えたのは以下の方法。

一部報道などで取り上げられているのが、超小型カメラで撮影した問題をそのまま外部に送信するというもの。

最近ではごく普通に購入できるようになった、ペンタイプのカメラやネクタイピンやボタン型、あるいはメガネフレームに内蔵されているカメラで撮影し、その先にあるビデオトランスミッターで外部にそのまま映像送信してしまう方法。

メガネフレーム内蔵型などであれば、ほぼ自分の目線と同じものが撮影されるので、撮影者は問題を読むだけであり、周囲から見ていても、実に自然なスタイルで撮影が可能となる。

ペンタイプであれば電波の出力も微弱なのであまり飛ばないが、眼鏡型の場合は送信ユニットは腰に装着している。

頭髪を少し長めにしておけば、メガネの耳かけの後ろから自分の身体に装着されているビデオトランスミッターへ延びるケーブルも隠すことができてしまう。電源もそれなりのものが使えるので、もう少し電波の出力も大きくもう少し遠方まで飛ばすことができる。

とは言ってもビデオトランスミッターの出力はそれほど強いものではないが、これは受信側で高利得のアンテナやブースターを使用することでカバーができなくもない。

あとは、ビデオトランスミッターを使わずに、送信を携帯電話に任せる方法である。携帯電話機には外部映像入力は無いので本体の改造が必要になってくるが、携帯電話機のカメラ部分を取り外してしまい、ここに先述した超小型カメラを接続してしまう。

あとはあらかじめ協力者宛にテレビ電話をかけて、通話状態を保ったまま試験に臨む。

携帯電話の電波さえ届けば、どことでも通信は確保されるし、今の携帯電話機なら連続通話時間も3時間、もしくはそれ以上の連続通話が可能である。こちらの方法の方が現実的。

こういった方法で問題を外部に出すことは可能になる。そして通話の相手方が投稿している。

次は回答を得る場合について考えてみる。

携帯電話機を直接操作して、当該掲示板等へアクセスして回答を見ることは現実的に無理であると思われる。

いかにしてばれずに見るかを考えてみて思いついたのがこれ。

まず、ソフトバンクモバイルのSHARP製の3G携帯(フィーチャーフォン)を用意する。

次に、シチズンの腕時計アイバートを購入、携帯電話機とペアリングする。AndroidスマートフォンとソニーエリクソンのLiveViewでも可能?

外部の協力者は試験解答を全角70文字までに区切ってメール送信する。

試験場内でカバンの中で受信したメールを腕時計の液晶で読むという方法。

試験会場に腕時計の持ち込みは認められているので、腕時計を見ていてもそれほど不自然ではないと思うのだが、どうだろうか。

以上が自分が考えた方法である。

まぁ、隣の国あたりにいくと、メガネ型のカメラで、送信機だけではなく受信機能も持たせ、ヘッドマウントディスプレイみたいに、メガネレンズの内側に受信した映像を表示できるものも出ているそうなので、それを使ったのかも。

2006年11月21日 (火)

半径4cmの円の上を半径1cmのコインが滑ることなく回って一周して元の位置に戻ってきたときに、コインは何回転するのか?

職場で仕事が終わり帰るまでの間、ふとしたことから日能研の電車吊り広告の中学入試の過去問題の話題が出た。

半径4cmの円の上を半径1cmのコインが滑ることなく回って一周して元の位置に戻ってきたときに、コインは何回転するのか?

という問題。

円周の長さは2πrであるからそれぞれ8πと2π
そりゃ半径が4:1なんだから円周だって4:1になるだろ

って事はコインが1回転すると2π、8πの円を一周するのには4回転のはず

答えは5回転らしいよ

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ってな話だった。

よーく考えてみると確かに5回転だ。

何故か

確かにコインは8πの距離を4回転して元の位置に戻ってくる。だがこのコインがなぞるラインは円周上。円周上を動くことにより1回転していることになる。

うーんわかりにくいか。

北極点の上空から地球を見る。東経0度の赤外線上に立って、赤外線に沿って地球を一周すると、地球を一周した当事者から見るとただ地面に立って赤道上を歩いて地球を一周しただけだが、北極点の上空から離れた位置で見ると地面が一回転しているためにこの人は地球を中心として一回転していることになる。

12時の位置を正立状態で前回りを始めたときに、ちょうど2πの距離で一回転するんだけれど、この2πの位置は3時の位置にある。3時の位置で正立していると言うことは既に12時の位置から見ると既に90度進んでいる事になる。立っている位置が90度進んだ方向になっているから、正立してても90度進むことになるのだ。更にもう一回転すると4πの位置に到達して正立するが、この位置は12時の位置から見ると180度進んだ場所。つまり12時の位置から見ると半回転進んでいることになる。以降同じように9時の位置では270度、一周して12時の位置では360度となり1回転した事になる。この1回転+3、6、9、12時の位置にたどり着くのに回転した4回転を足すから合計5回転と言うことになるのだ。

こんな説明でわかるのかなぁ。平成教育委員会とかならわかりやすい解説ってやってくれそうだけど。

頭が固くなっている人ほど理解できないんだそうだけど、気づくまでに1時間弱かかってしまった。

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