地震速報通知アプリの紹介
3月11日から早一ヶ月が経ったが、未だに余震が続き油断を許さない状態が続いている。
今回は、パソコンやスマートフォンで地震発生を知ることができるアプリの紹介。
まず個人向け緊急地震速報 The Last 10-Second、これはウェザーニュースの会員(月額315円)なら無料で使うことができる。常時接続環境のWindowsPCにインストールしておけば、地震の揺れを察知し、予測震度、到達秒数等を素早く知らせてくれるというもの。
次に、ストラテジーのSignalNow Express、これもWindowsPC用アプリで気象庁の高度利用者向け緊急地震速報を受信し、予測震度、到達秒数等を計算し、通知してくれるもの。利用は無料だが登録が必要。
この両アプリは更に受信した内容をメールで再配信することもできる。
3つめはP2P地震情報。これは元々はP2Pでつながっているピアが揺れを感じたら情報を発信し、リアルタイムに地震の発生を知ることができるというもの。震源より遠ければ自分の場所が揺れる前に受信ができるが、到達時間までは分からない。プラグインによりNHKラジオ第一放送で流される緊急地震速報の発表を知ることが可能。また津波に関する情報が出された際にも通知可能。
Linuxでは、Google Chrome用のアドインで緊急地震速報 by Extension - Google Chrome extension gallery というものがある。twitterを利用した地震速報で時刻と発生場所、震度、マグニチュードの情報を通知してくれる。Google ChromeのアドインなのでWindowsでも使用可能である。
次はスマートフォン用アプリ
一部の携帯電話機ではキャリアから一斉配信される仕組みがあるようだが、スマートフォンではまだまだKDDIの一部機種を除き対応されていない。
スマートフォン用アプリではAndoroidではなまず速報βがすばらしいできだと思う。実験的ながらプッシュ通知に対応しており、震度や距離等を設定しておけば自動的に表示してくれる。NHKの緊急地震速報などよりも早いこともあり、また電話機のスリープを解除したり、マナーモードを解除して通知音だけ出すことなども可能。通知音も自分で選択できるので、自分の場合はNHKの緊急地震速報の通知音を取り込んで利用している。
iPhone用では、ゆれくるコールというアプリがある。地震発生時に指定した予測地点に到達する時間と予想震度を通知してくれる。
残念ながら今のところWindowsMobile用アプリは無いようである。どうしてもWindowsMobileでという場合は、先に書いたWindowsPC用アプリを常時起動させ、WindowsMobile機のメールアドレス宛に配信させることで通知は可能となる。
ちなみにdocomoのスマートフォンでは冬モデルから正式にエリアメール(地震速報等)に対応するそうだ。
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