ネタばれ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇」 観てきた #yamato2202
待ちに待った6月24日より公開の「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇」、公開初日のなんばパークスシネマで観てきた。
注意、この先ネタばれがあります。
読みたくない人はここまでにしてくださいね。
前日の夜が遅かったこともあり、朝一の0830からの上映のチケットを購入しているにもかかわらず、当日の朝に目覚めたら既に0730を過ぎていて、慌てて劇場へ。
劇場に到着するとグッズ売り場には長蛇の列。そのままシアターに入ると、すでにほぼ満席。ん、第一章の時よりも観客年齢層が高いぞ。
まずはNO MORE映画泥棒や他の映画の予告編を鑑賞。
冒頭10分は既にネットで公開されているが、本篇では2199から2202第一章までのダイジェストが流れるので、これまでのヤマトを見ていない人もまだまだ追いつける。
その後ネットで公開されているシーンが流れる。ここではヤマトを整備する人々にスポットがあてられている。
そうそう、スタッフロールの音楽のところでは第一章ではなかった「宮川泰」氏の名前が!今回は親子並んでのクレジットである。当然である。むしろ第一章でどうして無かったんだろう。
同盟を組んでいるガミラスから知らされる地球復興の闇「時間断層」、たった3年で復興が進んだ理由がここに。
そしてアンドロメダ艦長(司令)が土方ではなく山南の理由が明らかに。古代アケーリアス遺跡、「星巡る方舟」からもちゃんと続いてる。
テレザートへの調査出航は認められない。さらばや2では防衛会議を批判する古代のシーンは今回は無いが、その後旧乗組員への防衛軍命令から反逆者の汚名を着ても発進するという決意。
こっそりとヤマトを旧地下都市へ移動させて出航準備、ちょっと無理がないか?そして真田副長から艦長代理を託される古代。
そういや古代の艦長服姿いいよねぇ。旧作では一度もなかったもんなぁ。
そうそう、ここでかつての旗艦「キリシマ」登場。「キリシマ」は退役してたのか。記念艦にでもなる予定だったのかなぁ。
発進を阻止しようとする防衛軍、ドックの制御ができないヤマト。ヤマトでコントロール可能にするためサブコントロール室からデータ転送するため、山崎、星名、桐生の3人が工作員として向かうが、ヤマトに乗艦できず地球に残る。このシーンはヤマトよ永遠にの地球脱出シーンで高速連絡艇を発進させようとコントールルームへ向かう雪を思い起こされる。
古代が操縦かんを握る中、島が遅れて到着。旧作ではどういう方法で乗り込んだのかわからなかったけれど、なるほどそうやって乗り込んできたのか。
補助エンジンスタート以降の発進シーケンス辺りは旧作を忠実にトレースしている。フライホイール接続、点火、ヤマト発進!そして発進のテーマとともに海面から浮上するヤマト。
やっぱりヤマトの発進シーンはこれだよ!
ここのシーン、やっぱり鳥肌が立つ。藤堂長官の「沖田の子供たちがゆく」、英雄の丘の沖田像を見上げるとその上空を飛んでいくヤマト、いいアングルだ。
戦闘衛星、かっこよくなってるけど相変わらず役に立たないw
2だと地上から市民が「戦闘衛星が爆破された」とかいうセリフがあったなぁ。
そして舞台は月面へ。今回のヤマトは古代、雪のカップルだけでなく加藤と真琴の夫婦愛(家族愛)も描かれている。加藤を送り出す真琴のセリフ、アフレコ時に佐藤利奈さんは涙をぬぐっていたそうだが、旧作だと加藤は・・・、このシーン見ている自分も涙がポロリ。
山本はコスモタイガーIに搭乗。今回はゼロは搭載してないんだろうか?その後ヤマトを追ってくる加藤のコスモタイガーIIにはブースターパックが装備。マクロスのバルキリーみたいだ。
そうそう、コスモタイガーIIの描写にはあの金田パースを再現したバージョンKも登場。
出航したヤマトを追う防衛軍はアンドロメダを派遣。この辺りは旧作2をトレース。そこで真田さんが・・・
もともとヤマトという作品が企画された当初は小惑星をくり抜いたアステロイドシップだった。そしてその思想は旧作でアステロイドベルト地帯で小惑星を装着するというシーンにつながるが2199ではそのシーンは無かったはず。今回イズモ計画の遺産という形でアステロイド岩塊を吸着するシーンが登場。2では猛スピードで小惑星間を通過してアンドロメダを振り切ったのだが、今回ここでこれが出てくるとは。
真田さんの「こんなことも」シリーズというと、空間磁力メッキというものもあるけど、これも今後登場するのだろうか?波動防壁があるからどうなんだろ。
そして、アステロイド岩塊を吸着したヤマトのシルエット、艦首のデザインはトリケラトプスの2本の角のような、まるでハーロックのデスシャドウ号だ。
そしてキーマン→バレル大使→連邦大統領という政治力を持ってヤマトの反逆罪は解かれ山南はヤマトを見送る。「あんたの息子はとんだ頑固者だ、沖田さん。」実は山南もヤマトの行動は理解しているっぽい。
この辺のガミラスの地球政府に対する外圧とかは、戦後の日米関係みたいなのを投影しているっぽい。
そしてキーマンの「今のヤマトには足りないものがある。」これ、艦長不在ってことなのかな?
ガトランティスには降伏という概念はないらしい。「戦って死ね」こわい。
第十一番惑星へ救援へ向かうヤマト、ここで絶体絶命のピンチ。ガミラスの女の子の「ヤマトは?」の後、上空にいきなりワープアウトしてくるヤマト。もうゾクゾクしてここでも鳥肌もん。
もう、鳩村絶体絶命のピンチにヘリで現れショットガンを撃つ団長だよ。
もう、知ってるんだけど知らない、2でもさらばでもない新しいヤマトだった。
第三章は「純愛篇」、10月14日より公開。
以下、勝手な予測。
第十一番惑星で救助された人々の中に土方さんもいるんじゃないかな?
そしてそのままヤマト艦長に。
そしてここでこっそり乗艦していた雪と再会という風にさらばを踏襲するんじゃないかな。
今回のテレサは精神生命体なので島との愛は無いかもなぁ。その代わりが加藤と真琴なのかもなぁ。
そして気になるのはあのお方はいつ出てくるのだろう?
そういや今回のヤマトって「ヤマト型一番艦(第一次改装型)」ってなってるんだよなぁ。第四艦橋なんてできてるし。ひょっとして二番艦とか作られてたりするんだろうか。復活篇DC版には波動実験艦ムサシってのが出てくるけど・・・。
もう10月まで長いなぁ。とりあえず旧作のヤマト2でも見返すかなぁ。
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