【ネタバレ】さらばあぶない刑事、見てきた
20日、30日は映画も安いイオンシネマで公開初日の「さらばあぶない刑事」を見てきた。
以下、少々ネタバレあり
今回のあぶ刑事、原点回帰ってことで劇中車についても日産が協力。前作、前々作では二人の乗車する覆面車も外車だったけれど、今回はオープニングからR34スカイラインによるカーチェイス、R34はその後大破(もったいない)
R34を運転する柴田恭兵は、大下勇次というよりは高見兵吾に見える。
その後もV37スカイライン等が登場。港署を退職した松村元署長(元少年課長)の木の実ナナはNPO法人の理事長としてZで颯爽と登場。
ふたりの今回の愛車はレッドのGT-R、サラウンドの効果もあってスクリーン中を走り回るエンジン音が左右前後から響き渡る。
そして最後のシーンに向けて町田課長が用意したのが、かつての愛車F31前期型レパードのゴールド(港303号)
30年前の車だけど、今見てもかっこいいわ。
薫は相変わらずのキャラクターで、30年たった今でも変わっていない。他のドラマでは決して見ることのできない浅野温子を見ることができる。最後のオチは、やはり薫ならでは。
今回の敵は吉川晃司が演じているが、コンサートでやってるシンバルキックの如く頭上の照明をハイキックで蹴り落とし、バイクで走り回るという下町ロケットの財前部長とは違う、アクション満載の吉川晃司が見られる。ちなみに吉川晃司は50歳。
タカ&ユージ、御年65歳と64歳。とても見えない。60を超えて跳んではねて走り回って撃ちまくる。
50、60のおっさんがこれだけのアクションをこなす熱い映画を見ると、自分もまだまだ頑張れる、頑張らなければって思えてくる。こんな風に年を取りたいな。
あと、タカ、ユージ、透のやりとりの中でたびたび出てくる近藤課長、やっぱりあぶデカに近藤課長は無くてはならない存在。亡くなった後に公開されたあぶない刑事リターンズの本編終了後に「To The Memory of 中条静夫」のテロップが流されたけど、今回は劇中いたるところに近藤課長ってセリフがあったり、本編終了後のエンディングでかつての名シーンが流されるが、「大馬鹿者!」と怒鳴る近藤課長のシーンから始まったり、スタッフみんなの近藤課長への思いが伝わってきた。
その反面、後を付いた深町課長(現本部長)の存在感は「二人を無事に退職させてやりたい」という思いやるシーンくらいしかない。
あとは、かつての同僚のパパ(吉井)さんや中さん、谷村さんといったメンバーも登場。パパさんと中さんは退職して第二の人生を歩んでいて、谷村さんは異動して別のところにいるみたいだ。亡くなった秋山さん演じる吉田さんや御木裕演じる鈴江がいないことが寂しい。
ラストのエンディングはかつての名シーンからテレビ版第一作当時の映像へつなげていて、これで終わりなんだなって思わせる。
とにかく演じる人、作ってる人がほんと楽しみながら作ってるってのが伝わってくる作品だった。
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