XPERIA Z5のオーディオ機能、Walkmanいらないかも #XPERIAアンバサダー
モニターでお借りしているXPERIA Z5もとうとう返却期限が来てしまった。
今回は平日開始の3週間、夏のZ4の時は週末開始の一か月だったのでかなり短く感じる。
さて、アンバサダーミーティングで中の人が力を入れてプレゼンされていた内容のひとつとして、カメラ以外に音がある。
ソニーのポータブルオーディオとして世界中で知られているWalkmanの技術を取り込んだオーディオ機能。
ノイズキャンセル機能は実はZ3から搭載、ハイレゾについてもZ2から対応しているのだが、Z5になってからはこれらが両立、さらにDSEE HXというCDやMP3といった圧縮音源の音質をハイレゾ相当にアップスケールできる機能があるそうだ。
手元にスマホと相性のいいノイズキャンセル機能つきウォークマン、NW-M505があるので今回Z5と両方に同じ音源を入れて聞き比べてみた。
イヤホンについてはM505付属のものを使っている。Z5には接続されたイヤホンの特性を判断して最適の音質で再生する機能があり、チープなイヤホンであればなおその効果が大きく体験できるそうだ。100均のものなどで試すといいかもしれないが、今回は時間がなかったので。
もちろんハイレゾ対応イヤホンにすればもっといい音で聴くことができるのだが、そうでないものでも精一杯いい音で鳴らすことができるような機能があるということだ。
ちなみに中の人はぜひ林檎のイヤホンをZ5で使ってみてほしいと言っておられた。
で、その効果なのだが、専用機いらないやん。
M505はスマホとBluetoothで接続することにより、スマホ内の音楽もノイズキャンセル機能を使って聞くことができ、さらに通話もできるということが売りだったのだが、全くいらない子になってしまう。
音質も同じ曲を聞いてみたが、やはり違う。Z5の方が音に厚みがあるというのだろうか、とにかく違うのだ。
同じ音源を同じイヤホンで聴いているのに、その音は全然違うように感じる。2年の間にこうも変わるのか。
XPERIAで音楽を聴いてしまったら、林檎なんて・・・。
XPERIAでここまでの音を出してしまって、Walkmanの売れ行きに影響は出ないんだろうかと心配になってしまう。
ちなみに、音楽再生のノイズキャンセリングの話を書いたが、XPERIAはarcの時代から音声通話用のノイズキャンセリング機能というものを持っている。通話者の音声を拾うマイクとは別にもうひとつのセカンドマイクというものがついており、このマイクがノイズを拾い内部でノイズキャンセリングの処理を行い、相手にはより鮮明な音声を届けるというもの。
arcの時代だから2011年からある機能だが、林檎では5から搭載されている。銀河系とか矢印とか水みたいなのも最近は搭載してきているようだ。
今回Z5のモニターは終了してしまうので明日には送り返さないといけないのだが、このZ5の音のこだわり、ぜひバイノーラル録音とともに店頭で体験してほしい。
とにかくこの音、画質をもっとアピールする展示の仕方を考えるべきだ。ぜったいに展示の仕方で損してる。
以前HTCが付属イヤホンの高音質をうたってホットモックの展示に力を入れていたけれど、ソニーもホットモックの展示にノイズキャンセリングイヤホンを付けるべき!
というわけで、Z5は残念ながら返却。もうちょっと使いたかったなぁ。あと今回SB版だったので、キャリアのサービスを体験できなかったのが残念だった。SBはそこまでXPERIAの販売には力を入れないって姿勢なのかなぁ。
今後のモデルでまたモニターさせてもらえる機会が与えられるならば、今度はぜひドコモ版でお願いしたいなぁ。
前回、今回とモニター機をお貸しいただけた事務局の方々には感謝するとともに、ぜひ今後ともこういった企画は続けていただきたくお願い申し上げ奉りまする。
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