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2013年7月 1日 (月)

XPERIA NX(SO-02D)とarc(SO-01C)に海外公式ROMを焼いてみた

我が家にあるXPERIA7台(除く嫁さんのもの)のうち、これまで唯一ノーマル仕様で使い続けていたXPERIA NX(SO-02)。

昨年11月にICSにアップデートされているが、海外版ではJBが公式に出されている。他のAXやVLの例でもICSからJBにアップデートした方がパフォーマンスが大きく向上したこともあったし、メイン機でもなく、今更になってしまうが今回海外版JBを焼いてみた。

方法については、既にいろいろなブログで説明されているので割愛するが、海外版JBのftfファイルをダウンロードしてきて、Flashtoolで焼くだけ。

NXは海外ではS(LT26i)の名前で販売されている(厳密にはNFC対応の有無等の違いはあるが、同一ハードウェア製品)ので同機用のftfファイルを検索してきてダウンロード。

作業の前に、NXのbuild.propだけadb pullコマンドを使ってPCにバックアップ。

今回は完全に初期化してしまい、一から環境設定することとしたので、Flashtoolでは何も考えずにそのままftfファイルを選択して焼くだけ。

作業が無事に終了すると、VLや他のJB機XPERIAと同じ起動時のアニメーションが表示され、これまた見慣れたXPERIA Themeが選択された状態の待ち受け画面が表示された。

後は、いつも通り無線LANの設定、APNの設定、Googleアカウントの設定等をすませ、Playストアから必要アプリをダウンロードしていく。

なお、spモードメールを自動受信したい場合は、海外ROMでspモードメールを自動受信させるためのアプリ(SPModePush.apk等)が必要だ。

次にワンクリックroot化ツールを使いroot化する。root化さえしてしまえば、Titanium BackupやCWMをインストールしておけば、後の作業を少々しくじってもすぐに元の環境に戻せる。自分の場合root化する最大の目的といってもいいかもしれない。

最後にNXのバックアップしたbuild.propとインストールしたLT26iのbuild.propを比較。機種名等に関する部分を元の記述に書き換え、不足している部分を加筆する等すれば、Playストアで提供されているdocomo用アプリもダウンロード・動作が可能となる。

これでdocomo公式JBバージョンもどきの完成。

ただ、お互いのbuild.propのバージョンがそもそも違うので、不足している部分すべてを加筆するなどすると、動作がおかしくなる可能性もあるので、その辺はカットアンドトライで様子を見ながらやっていく必要がある。

海外ROMには、日本版公式ROMではアンインストールや無効化することすらできない不要なアプリも入っていない。

OSを入れ替えることで、また新しい機種を入手したかのような気にもなり、端末に対する愛着も深まる。

もちろん保証は無くなり、何かあった場合は全て自分で対処しなければならないのはもちろんだ。

NXのJB化で調子よく作業が進んだので、今度はarc(SO-01C)のICS化も行ってみた。

arcについては既にドコモ公式ROMでroot化して使っているのだが、arcについても海外では公式ICSが出ている。

ちなみにNX、arcともにドコモは、ハードウェアの制約(容量が足りない)でOSのアップデートが不可能と言っている。製造メーカーが正規に海外で公式ROMを提供しているのに、通信事業者がハードウェアの制約で動かないというのは本当に理解できない。というか説明になっていない。

確かにarcについては512MBしか容量がないので素のOSだけでもきついのは確かだ。しかしNXについてはメモリは十分すぎるほどの容量を搭載している。いくらドコモ謹製のいらないプリインアプリを詰め込んでも容量不足になるなんてことはありえない。

素の状態でOSを提供し、ドコモオリジナルサービス(のいくつか)が利用できなくなる制約があるが、それでも構わなければOSアップデートをするという選択をユーザーが選べるようなことはキャリアとしてできないのだろうか。現にGALAXY Nexus(SC-04D)はほぼ素に近い状態で現在も提供し続けているのに。

話は戻ってarcについても海外版ICSのftfファイルを探してきて、Flashtoolで焼くだけ。もちろんその後root化し、バックアップ環境を用意、build.propを比較して加筆訂正し、ドコモ版公式ICSもどきを作ってみた。

確かにarcでは空き容量が厳しいとはいえ、決して使えない状態ではない。っていうか今までもray海外版ICSで使っているし。

arcの最大の特徴は何といってもこのデザイン。まだまだ引退させるにはもったいない。

そういえばSO-01BでもICSやJBのROMが作られているらしい。今手元のSO-01Bは海外公式GBをベースとしていろいろ弄ってある。arcとNXの環境構築が落ち着いたら今度はSO-01Bについても遊んでみることとしたい。

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