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2013年7月14日 (日)

関西アマチュア無線フェスティバルに行ってきた。

思い起こせば、初めて東京のアマチュア無線フェスティバル(ハムフェア)に行ったのは、1986(昭和61)年の夏、今から27年も前のことだった。それからは毎年のように通っていた。

当時は、東京晴海ふ頭での開催、初めての参加の時こそ晴海のホテル浦島に泊まったものの、次の年からは会場横の駐車場で野営をしていた。

会場がビックサイトに移ってからも会場横の駐車場や青海埠頭公園等で野営、さらにパシフィコ横浜でも近くの駐車場で野営。その後会場はまたビックサイトに会場が戻って。

毎年毎年参加し、野営をしているとそのうち顔なじみができ、どこの誰なのか名前も知らないんだけれど、毎年同じように顔を合わして仲良くなってしまった人なんかもいて、「今年も会えたね、元気?」なんて一緒に飲んだりもして、毎年恒例の行事として楽しんでいたのに、最後に参加したのはたぶん2002(平成14)年だろうか。

その後も参加はしたいのだけれど、まとまった休みが取れなかったり、金銭的な問題だったり、家族的な問題だったりで参加したくともできない状態がずっと続いていた。

そして今日、実に11年ぶりに参加してきたのが、「第18回関西アマチュア無線フェスティバル

これは1995年から関西地区で開催されている、いわば関西版ハムフェアであり、これまで一度も行ったことが無かったのだが、せっかく大阪に住んでいて近い場所で開催されているのだし、今年はたまたまスケジュール的に空いたので、家族を無理やり連れて参加してきた。

関ハムは毎年池田市民文化会館で開催されており、東京のハムフェアと違うところは入場料が無料なこと。これは大きい。

確かに東京と違い、こじんまりとはしているけれど、過去には東京では出品されず、大阪でのみ発表された新製品なんかもあったりで、ここ数年アマチュア無線からはすっかり遠ざかっている自分にとっては、浦島太郎状態だけれど、最新の情報に少しでも触れるにはこれくらいの規模の方がいいのかも。今やアマチュア無線でもデジタル音声通信だもんね。

もちろん、各メーカーの出展以外にも、クラブブース、業者のブースでの商品販売、ジャンク販売なんてのも大きな魅力。

今回は家族をみんな連れてきているので、まずは子供を味方につけなければと、子供向けのコーナーへ行ってみた。

最初は、特定小電力機を使っての無線ごっこ。これは家でもやらせたことがあるので、そのまますんなりと遊んでいた。

次は、お兄ちゃんは「電子ホタルの製作」、弟君はLEDを光らせる簡単な電子工作を体験させてみたが、けっこう楽しく作っていたようだ。お兄ちゃんはここで、生まれて初めてのはんだ付け体験。電池ボックスから伸びているCDS付き基板があり、基板から出ているリード線にLEDをはんだ付けするだけだったが、無事完成。その後は虫かごに入れて、夜暗くなるとLEDがホタルのように点滅するという簡単な工作。

たった2箇所のはんだ付けだったが、うちの子の場合、CDS付き基板のどこかが不良だったようで、明るさに関係なくLEDが点滅、さらに電池ボックスが発熱。不良品ということで、交換をしてもらったので、もう一度はんだ付けもやり直し。2度のはんだ付けを体験。

さらに、クラブブースの方で、「チカチカホタルうちわを作ろう」というコーナーがあり、LED2個が交互に点滅する回路を組み込んだうちわの製作。これはうちわの台紙に導電性テープを貼り、その上に電解コンデンサーとトランジスタ、抵抗、LEDをはんだ付けするというもう少し高度なものであったが、何と今度は弟君が作りたいと宣言。ブースのおじさんに教えてもらい補助してもらいながらも、自力ではんだ付けを始めた。これにはびっくり。

弟に影響されたのか、お兄ちゃんもはんだ付けしたいと言いだし、結局兄弟二人とも製作開始。約20分後には2枚の光るうちわが完成。まだ夏休みにもなっていないのに、お兄ちゃんは夏休みの工作として学校に持っていくと言いだす始末。

はんだ付けをして物を作る楽しみというのを、少しはわかってくれたみたいで、無理やりにでも連れて行ったかいがあった。

子供が思ったより大勢参加していて、楽しんでいたのがよかったなぁ。将来の電子立国日本を担ってもらうためにも、次世代へ続くようにしっかりと育ててあげないと。

そういえば、4アマの従免を取得するための方法として国試と養成課程講習会の2通りがあるんだけど、講習会の方は小中学生以下の場合は、費用の2/3をJARDが負担してくれる制度ができたんだって。これいいね。

うちの子にも何とかして免許を取らさないと。

ちなみにお父さんの買物は、ハンディ機C701に使用するアンテナ。今使用しているのは第一電波工業のSRH805Sという、全長わずか4.5cmのミニアンテナ。

普段の受信アンテナとしてはこれで十分なのだが、ちょっと弱い電波を受信したいというときには、もう少し長いのが欲しい。

昔TH-F7を購入した際にSRH519というアンテナを買ってあったのが、最近見かけない。それにSRH519は送信は2バンド対応であるし、全長21cmと少し長すぎるのだ。

会場内をうろついていたら、SRH815Sという3バンド送信対応の全長15cmのアンテナを発見。これくらの長さのほうがC701での見た目のバランスもちょうどいい。値段を聞いてみたら、関ハム特価で3000円。ネット通販価格よりもさらに1割くらいは安そうだったので購入。
その場でつなぎかえてみると、それまで受信していた伊丹空港関連のエアーバンドの受信感度も向上。

更に、会場内をブラブラしていたら、昔のハンディ機FT-209/H/709シリーズ用の急速充電スタンドNC-15を発見。FT-209Hは初めて手にした無線機で、現在は実家に保管中。この急速充電器は別売りオプションで確か10800円程度だったと思う。急速充電が終わればトリクル充電に切り替わるスタンド型充電器で当時欲しくて欲しくてたまらなかったものだ。何気に値段を見たら300円。売主に確認してみると、その場で動作確認させてくれたが完動品。300円かこれなら動かなくてもあきらめられる値段だしと思ったら、何と無線機FT-709付きでセットで買ってよと言われる。ちなみに無線機は1000円。さらに予備電池パックが300円だったかな。まとめて1000円にしてくれるんなら買うよと言ったらあっさりとOK。

FT-709はダブルCPUを搭載した、当時としては超多機能のハンディ機である。XXな改造をすれば、送受信周波数の範囲を自由に設定できてしまう(もちろんVCOのロック範囲内でしか動作しないが)、当時としてはとんでもない無線機だったのだ。

これがFT-209なら特定の周波数の業務無線専用受信機として使うのによかったのだが、あいにくFT-709の使い道は今パッとは浮かばない。

まぁ充電器を買ったら無線機がおまけについてきたと考えてもいい値段だったので、無線機については後々利用方法を考えよう。

帰宅してから探してみたが、やはりFT-209Hは大阪には持ってきてない。自宅保管中のようだ。こんど帰省した時には大阪に持って来よう。

こういう催しに来るときには、ちゃんとお小遣いを残しておかんとあかんね。ほかにも欲しいものがいっぱいあったけど、結局手出しできなかった。

しかし、こういう場所に来るアマチュア無線家、リュック背負って、腰に外部マイク付きのハンディ機ぶら下げてと20年以上前から全然スタイル変わらんなw

今日は、各メーカーのカタログをいっぱいもらってきた。久々にじっくりと目を通してみよおっと。(各メーカーブースにコンパニオンがおらんかったのは残念)

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