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2012年11月12日 (月)

XPERIA ray(SO-03C)に「エリア連動Wi-Fi」機能を組み込んでみた

XPERIA GX/SXはAndroid4.0を搭載しているが、XPERIA独自の機能として、「エリア連動Wi-Fi」という機能がある。

これは、自宅など決められた場所近辺でのみ自動でWi-Fiがオンになり、エリアを離れると自動でWi-Fiがオフになるというもの。

この機能をICSを焼いたrayに移植してみた。方法はこちらのブログ「Androidなメモ」で詳しく紹介されているが、簡単に説明するとXDAに公開されているXperia GXのアプリケーションをダウンロードしてきて、その中に含まれているエリア連動Wi-Fi用のapkと設定画面に入るためのapkを抜き出して、rayの/systemに放り込んで実行権限を与えるだけ。

再起動すると「無線とネットワーク」の「その他」に「エリア連動Wi-Fi」の設定項目が現れるので、実際に3G通信が可能な状態で(これ大事)、Wi-Fiに接続し、エリア連動Wi-Fiをオンにすることで登録される。

エリアの判定にはGPSではなく、3G回線の基地局の位置情報を使っている。
今まではAuto WiFi Toggleというアプリを使って、定期的にWi-Fiを起動、接続できるapがあれば接続、なければWi-Fiをオフということを自動で行っていたが、やはり無駄な電池消費が少なからず発生していた。

今回は3Gの基地局情報をもとにオン/オフを切り替えるので電池もちも延びると思われる。

ひとつ弊害として、テザリングの設定を行おうとするとエラーで落ちてしまうという問題があるようだ。まぁrayでテザリングすることはないので、これは我慢できる。でもエラー吐くのはちょっと気に入らないなぁ。
arcについても早くICSを焼いて、この機能を入れたいし、近々ICSにアップデートされるNXにはこの機能はついているんだろうか?(まぁなければroot取って入れるだけなんだけど、ICS化したNXでrootは取れるんだろうか?)

この機能はXPERIAだけの機能のようで、他のメーカーには無い模様。GALAXY noteとかに移植できるのかなぁ。

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