各社、プリペイドからのMNP封じ始まる
SBM、KDDI各社がプリペイド契約回線からのMNP封じを始めた。
まずはSBMが「プリモバイル」の提供条件改定について で、プリモバイルからの一年以内の解約やMNPに契約解除料金9,975円を付けてきた。これは4月24日から。
次いでKDDIが「ぷりペイド」の契約事務手数料および提供条件の改定について で、契約事務手数料4,200円と契約時の3,000円以上のチャージを義務づけた。こちらはなんと3月24から。
プリペイドの用途に、ごく短期間での利用というのもあったはずなのだが、今回のSBMはその利点を捨ててしまうことになる。契約自体に料金は発生しないが、最近ではUSIMのみの発行を渋る店が増えてきており、端末購入とセットやチャージとセットを義務づけたりされる。ちなみに一年以内にMNPをしようとすれば、3,000(チャージ)+2,100(転出料)+9,975(解除料金)の15,075円が発生する。一年以上寝かせばOK?
同様にKDDIはプリペイドの契約そのものに心理的な壁を設けてきた形になり、最終的に3,000(チャージ)+4,200(事務手数料)+2,100(転出料)の9,300円が発生する。
確かに先月の各社のプリペイド契約数をTCAで見ると、SBMが-5,600、KDDIが-3,000件。全部が全部MNP転出ではないだろうが相当数のMNP弾に使われていることが想像できる。これってやっぱり週刊プレイボーイに記事が掲載されたのが原因なんだろうかとも思ったけど、プレイボーイの記事の影響が出るのは今月のMNPの数だから来月以降の発表数か。
プリペイドの回線が欲しい人は早急に。
各社がプリペイドからのMNP封じを行ってきたけれど、どうせ次は子供向け端末からの移行が増えるに決まっている。端末を無料で配って維持費5円なら解除料9,975円に契約事務手数料とMNP転出料を払うだけ。
そもそも端末を無料で配って、さらにキャッシュバックやポイントバック、商品券バックという販売方法そのものが改められない限りいたちごっこになるだけ。
« XPERIA acro HD au版とdocomo版 | トップページ | ラジオライフDX Vol.2を買ってきた »
「携帯・デジカメ」カテゴリの記事
- めっちゃ古い携帯?(2018.12.16)
- NichePhone-Sのbuild.prop晒しときます(2017.11.15)
- 携帯電話における緊急速報メールサービス及び代替サービスYahoo!防災速報の落とし穴(2017.09.04)
- ドコモN-01Gを入手(2017.02.12)
- 平成28年度880万人訓練を受信して(2016.09.05)
この記事へのコメントは終了しました。
« XPERIA acro HD au版とdocomo版 | トップページ | ラジオライフDX Vol.2を買ってきた »
コメント