パケット通信契約無しに、電話機のソフトウェア更新は可能である(7月6日追記につきタイトル変えました)
本日ドコモからP905i、P905iTV、P906iの3機種のソフトウェアアップデートが発表になった。アップデートの内容は「フォントサイズを変更すると、絵文字の色指定が有効にならない場合がある。」ことへの対応だという。
P905iといえば、2007年の冬に発売になったiモード機である。この機種はその後P906i、P-01A、P-07A、P-01B、P-04Bとモデルチェンジを続け、既にP905iは3年半5世代以上前のモデルとなっているが、今回はソフトウェアアップデートが行われることとなった。
フィーチャーフォンは手厚いサポートが行われるのにスマートフォンは・・・
さて、このソフトウェアアップデートにかかるパケット通信は無料である。
ふと頭の中にiモード契約していない回線を使ってのiモード機のソフトウェアアップデートはできるんだろうか?という疑問がわいた。
普通に考えればiモード契約をしておらず、パケット通信がそもそも出来ないのでいくら無料といえ通信できないのではないかと思われる。
早速試してみた。
手元に寝かせてある回線のFOMAカードがある。この回線はタイプシンプルバリュー、mopera U ライトプラン、パケホシンプル契約のいわゆる乞食回線。eビリングを併せて月額680円運用の回線である。もともとスマホ端末をバリュー一括0円で入手するために契約した回線であり、iモード契約は行っていない。
今回このFOMAカードをP905iに挿入した。電源を入れたところいきなり未読分メールを4通受信した。「なんで?」と思い受信ボックスを開くと、不在通知のSMSであった。誰にも教えていない電話番号に非通知で着信があった模様である。SMSについては回線交換で送受信が行われるのでパケット通信の契約の有無は関係なく送受信される。念のためにメールのセンター問い合わせを実施してみると、「サービス未契約です」の表示が出て問い合わせは出来ない。
それでは本題「メニュー」から「設定」「その他」「ソフトウェア更新」と選ぶと「端末暗証番号」を聞かれるので入力、さらに「更新実行」を選択
画面には「ソフトウェア更新」「SSL通信を開始します(認証中)」の表示が出て、さらにアンテナマークの隣で「i」の文字が点滅、通信を行っているようだ。しばらくして「更新が必要です」の表示、「今すぐ更新」をえらんでやると何やら通信を行い、「サーバーが混み合っています」の表示が出てしまった。
どうやらiモード契約が無くてもソフトウェア更新に必要なパケット通信については実施できるようだ。
7月6日追記:その後更新予約を設定したまま放置していたが、気がついたら更新は終了していた。パケット通信の契約が皆無でもソフトウェア更新に必要なパケット通信だけは出来ると言うことが確認できた。
と、ここまでやってまたまた別の疑問がわいてきたのだが、それについてはまた次回の実験とすることとする。
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