何度も言う、関西で電力不足への配慮という理由の節電はおかしい!
以前にも大阪の法務局での「電力不足による計画停電への政府の取り組みに協力してエレベータを停止」というのはおかしいと書いたが、このゴールデンウィーク中に実家に帰省した際に、高速道路を利用した。
利用した高速道路はNEXCO西日本の管内、途中でPAでトイレ休憩をした際、手を洗った後いつものようにジェット乾燥をさせようとしたら、乾燥機が動いていない。
乾燥機を見ると、例によって「震災による電力不足に対する節電のために乾燥機の電源を落としています。」みたいなおわびの説明書きが貼られている。
同じく関西資本を売りにしている大手家電量販店、実家が未だにアナログテレビを使用し続けている&未だに家庭用火災警報機の設置もすんでいないために、背中を押すために行ってきたのだが、ここのテレビ売り場もNEXCOのトイレ同様、テレビの画面に同じような文面が貼られており、せっかくの展示品も電源が入っていない物が多数見受けられた。
前も同じことを書いたけど、関西電力の営業管轄内では電力不足は生じていない。なにやら中電の浜岡も止めろとかどこかの誰かが言ってるみたいだが、幸い関電には要請は無い。関電は電力供給の約半分を原子力に委ねているので、止めたりなんぞしたらそれこそ東電や中電以上の影響が生じる。
関電の発電力は夏場の最大需要を想定し、更に余裕を持たせている。さらに現在中電と合わせて100万kW、さらに50Hz発電が出来る関電の発電所から10万kWの電力融通を実施している。
もちろん電力融通を行うために関西地方への供給を減らす必要もないし、関西地方は震災前と同じように電気を使い続けることが出来る。
決して、節電をするのがおかしいと言ってるわけではなく、節電すること自体はいいことには間違いない。ただエコや省エネ、無駄の排除という理由の節電なら理解できるが、被災地の電力不足に対する節電という理由はおかしいと思うのである。
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