2月1日からspモードメールが無線LAN経由で送受信可能になった。
まずはspモードメールアプリをアップデート、次に3G回線でspモードのサイトからWi-Fiメールの利用設定を行い、パスワードの設定を行う必要がある。
その後spモードメールアプリに先に設定したパスワードを設定し、メールアプリにマイアドレスを設定する。このマイアドレスについては、ドコモのサーバーから取得する。
これだけの準備をしてやっと無線LAN経由でメールの送受信を行うことが可能となる。
無線LANによるメールの送受信は快適、メールアプリのUIも改良され、動作も軽くなり今までのいわゆる「糞アプリ」からはずいぶん改良されているように感じられる。
ところがだ、どういうタイミングで起こるのかわからないが、アプリに設定されているマイアドレスの情報が消えてしまうことがある。
この情報が消えると、無線LANでの送受信は一切できなくなり、マイアドレスの情報を再取得しなければならない。
無線LANのエリアでいざ使おうと思ったら使用できず、確認するとマイアドレス情報が消えている。となるとマイアドレス情報を取得する作業を行わなければならないが、これが非常に面倒。
まず無線LANをオフにするために、いったんメールアプリを閉じる。無線LANをオフにして、再びメールアプリを起動。
マイアドレスを取得してから無線LANをオンにするためにまたアプリを閉じて、無線LANを有効にした後に、またアプリを起動して初めて送受信可能になるのである。
なんと面倒くさいことか!
無線LANで送受信するために、その都度3G回線でアドレス情報を取得しなければならないこの不親切さは仕様なのだろうかバグなのだろうか。
それから、メール着信通知が届くのに受信メールが無いという現象が先月末からちょくちょく発生している。着信通知が誤報なのか、それとも着信したメールが消失してしまっているのか、後者なら大問題である。
インターネット上でもこういう情報がかなり出ている、ドコモとしては何らかの対応をして欲しいと思う。
意見があるならドコモのサポートに直接言えばという意見ももちろん分かっているが、こんなブログでも見に来てくれているNTTドコモの中の人は、しっかりと社内でこういう意見を担当者に届けて欲しいなぁ。
そしてできればWindowsMobileでも使えるように何とかして欲しいところ。
まぁT-01Bなんぞは無線LANと3G回線が排他利用になってしまっていて、無線LANを使うときには電話回線やパケット通信が使えないという、何考えてるんだかわけわからん仕様なので、まずはファームウェアの改良から必要になってくる。
HT-03Aが発売後一年でドコモから見捨てられたと言われているが、T-01Bなんぞまだ半年しか経っていない。何とかしてほしいというのが正直な気持ちである。
先月末まで実施されていた「お店のおまけ」キャンペーンなど、アンドロイドはアプリがリリースされていたし、なんとiPhone用のアプリまでドコモからリリースされていたにもかかわらず、WindowsMobileアプリについては「Coming soon」のまま出ることなくキャンペーンが終了してしまった。キャンペーン自体はアプリが無くても応募はできたのだが、それにしてもひどい仕打ちである。
2月5日00:46追記
マイアドレスが消える原因はタスク管理ソフトを入れてあると、バックグラウンドで動いているspモードメールアプリが終了されてしまうからではという情報がインターネット上で書かれている。終了タスクの対象外に指定すれば大丈夫と書いている人もいるんだけど、タスク管理ソフトを使っていなくてもマイアドレスが消えた人もいるようだ。
アンドロイドは、メモリが不足してくるとOSが自動でバックグラウンドのアプリを終了する仕組みがあるので、それでspモードメールアプリが終了されてしまうのではという意見もある。もしそうだとすれば、これでは使い物にならないのではないだろうか。
ドコモのサポートの方でも認知しているようなので、早く何らかの対応をして欲しいなぁ。
あと、やはり通知が来るけれど受信メールがないということや、遅延が発生している。16時過ぎにメールを受信して未読がない状態にしていたのに、気がついたら未読メールがあると言われて、確認してみると10時台のメールが数時間遅れて届いていたりしている。
さすがに昔のJ-PHONEの様に1日以上の遅延というのは発生していないようだけど、回線品質は全キャリアの中で一番の信頼を得ているはずのドコモがこれではちょっと困ったちゃんである。
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