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2010年11月に作成された記事

2010年11月30日 (火)

更にpubromのRAMHack版を入れてみた。

今日は朝からFOMAカードをHT-03Aへ挿入。T-01Bは使わずHT-03Aを使ってみた。

まずFOMAカードを入れ替える前にiモードアドレスとspモードアドレスの入れ替えを実施し、元々のアカウントに戻すしてからFOMAカードをHT-03Aに挿入。

これでIMoNiを使えばiモードアドレスに設定されている常用のアドレスでほぼリアルタイムにHT-03Aでメールの受信が可能。

アプリの種類はWindowsMobileとAndroidで一長一短ありで、完全には置き換えがまだできない。

T-01Bの画面ではRSSで受信したいろいろなサイトのニュースが常時スクロールされて流れていて、さらに未読分のメールのカウントや外部メモリカードの空き容量、直近の予定、3本先までの電車の発車時刻と行き先等が一画面内で一目で分かるようになっているが、HT-03Aでは残念ながらここまでのカスタマイズができない。(できていない)

画面の小ささから表示できる情報量にも限りがあると言えばそうなのだが、満足のいく画面カスタマイズには遠い。ただHT-03Aは片手にすっぽり収まるサイズなので、混雑した電車の中等で使うにはちょうどいい感じである。

pubromが思った以上に快適だったので、今日はpubromのRAMHack版を入れてみた。

RAMHack版とは、これまで使われていなかった領域を使えるようにして約15MBのメモリ増加を行ったものである。

さすがにただROMイメージをロードするだけではすまずに、他にもradioimageだとかSPLと言われるイメージも書き換えないと15MBを確保することはできないのだが、基本的にはやり方はこれまでどおりと同じである。詳しくはここ参照。

時間にして20分程度で導入完了。

RAMHack版pubromも先日書いたpubromと同じで端末情報はHT-03Aと表示されているし、起動時のスプラッシュ画面についてもdocomo純正のロゴのまま変わっていないので、ぱっと見にはカスタムROMとはわからず、HT-03A用に2.2のAndroidが出たと言ってしまえば信じてしまう人もいるかもしれない。あとは日本版のアンドロイドマーケットからはダウンロードできないskypeをインストールした。

ここ数日世間はスマホといえばIS03で盛り上がっているが、そのIS03にも導入されていないAndroid2.2を入れて、IS03にしかインストールされていないはずのskypeをインストールしたHT-03Aということで、小さなことだけどちょっとした自己満足。

ところで、Android用のブログ更新用ソフトって意外に無いんだよね。

2010年11月27日 (土)

HT-03AのROMを焼き直し、pubromを入れてみた。

世間はIS03で盛り上がってるみたいだ。事前購入宣言が27万件、KDDIからシャープへの発注が61万台だとか。9割が機種変で新規は1割、それだけKDDIユーザーが待ち望んだということなのか。

いわゆるガラケー化したスマホで、今まで躊躇していた人がとびつくのかなという気がするが、同じコンセプトで他社からも同様のものが発売されることが既に明らかになっているので、わざわざIS03目当てにMNPする人ってのもそういないのかもしれない。

今では多くの機種が発表されているAndroid携帯電話も一年前にはHT-03Aしか無く、「Android?何それ」状態だったのだが、おそらくこの先1年間で携帯電話のメインストリームになるのではと思う。

そんな時代を開拓したのはHT-03Aであり、今や無かったことにされてしまっているHT-03Aであるが、これだけいじりがいがある機種は他にないのではと思う。

先日KDDIのIS01が今後のアップデートが無いということが発表され、いろいろ言われているところだが、HT-03Aはユーザーがいろいろ手を加えることができるだけ幸せな機種かもしれない。

先日書いた「HT-03AをAndroid2.2へ」で、HT-03AをAndroid2.2へ焼き直したところであるが、またまた別のROMを焼き直してみた。

前回使っていたのは、CyanogenMod 6.0.0と呼ばれるもの。今回インストールしたものは、pubrom1.1と呼ばれるもので、T-Mobile社がHTC Magicにオフィシャルに配信したOTA2.2.1を極力そのまま日本語化したもので、いわば限りなく純正に近いと言えるのかもしれない。

CM6.0をインストールしたときはRomManagerというアプリ上からダウンロードしHT-03A単体でインストールしたが、今回はPC上でイメージをダウンロードしてきてから、SDカードへコピー。リカバリーソフト recovery-RA-sapphireを使って書き換え。今回は念のためにGoldcardも作成した。

Android-sdkからHT-03Aを認識させるのに少々手こずったけれど、それ以外は何ら問題なくインストール完了。

Device

これがインストール後の端末情報。Androidバージョンが2.2.1になっているのと、注目はモデル番号がしっかりとDoCoMo HT-03Aになっていること。

最初の初期設定時の画面でもHT-03Aの文字が表示され、まるで本当にHT-03A用に純正2.2がリリースされたのかと錯覚してしまう。

CM6.0系だとたしかHTC MagicだかMyTouch 3Gという表記になっていたと思う。

ブラウザのUserAgent等もHT-03Aをはき出している。(もっともUserAgentは簡単に変更できるアプリが存在しているのであまり意味はない)

アクセス記録を取っているサイトのログにはDocomo HT-03AからAndroid 2.2.1を使ってアクセスしているというログが残っているはず。

ちなみに、このHT-03Aは電源投入時のdocomoロゴは失われずにそのまま残っているので、そこからしても純正っぽく仕上がっている。

純正1.5もしくは1.6からそのままrootを取って書き換えた場合はdocomoロゴは温存されるっぽい。

1.6から1.5にダウングレードする際にMyTouch 3Gの1.5ROMなどを使うとロゴも書き換わってしまうのだとか?純正1.5romにダウングレードすれば大丈夫?

現在は1.6のままrootを取る方法もあるので、今から初めてやってみる場合はdocomoロゴは残りそう。

ROM自体もほとんど日本語化されているので、使用するにあたっても特に不都合は感じない。作者さんに感謝。

ちなみにHT-03Aは最近メモリを増量する方法が発見され、盛り上がっている。pubromについてもram増量版がリリースされているのだが、今回はそこまでは手を出していない。

ram増量版をインストールするにはradioimageやSPLも書き換えなければいけないのだが、これを書き換えても起動時のdocomoロゴは温存されるんだろうか?

なお、spモードメールアプリはずっと以前に検証したように、ブラウザのUserAgent等とは別のところから端末情報をdocomo側に送っていると思う。

pubromはrom作成時点で、元々HTC Magicとなっている機種情報をHT-03Aに変更して作り直されている。この機種名変更のところをXperiaやGalaxyと偽装してromを作成してしまえばspモードメールアプリの送受信時の機種判定をスルーできそうな気がするんだけどどうなんだろう?

2010年11月23日 (火)

iモード.netモバイルアプリのサービスが2011年9月30日で終了

携帯電話関係の情報サイト等でも報じられていないっぽいし、当のドコモのお知らせや報道発表資料にも掲載されておらず、iモード.netのサイトでひっそりと告知されているだけっぽいので、気がつかれていないのか、それとも騒ぐほど利用者がいないのか。

ドコモのiモードメールアドレスをPCなどからブラウザで送受信できるiモード.netのサービスで、スマートフォンで簡単に利用できるようにする「iモード.net モバイルアプリ」というサービスがある。

iモード携帯電話機とスマートフォンの2回線契約の場合に、iモード機のiモードメールをスマートフォン側で利用可能にするものである。

spモードのメールサービスが始まって、.こちらのサービスの存在意義が薄れたからなのか、2011年9月30日をもって使用できなくなるとのことである。9月30日以降はWebメールとでしか使えなくなってしまう。

2回線持ちで2つのメールを1台のスマートフォンで使うことができ、非常に気に入っていたサービスだったのだが、残念である。

AndroidならiMoniとかを使えば、spモードメールと併用できそうだけど、WindowsMobileでは代替アプリがない。誰かあと10ヶ月有るのでその間に作ってくれないかなぁ。

spモードメールアプリ、またまたアップデート?

例によってAndroid用のアプリだけだと思うけど、24日にまたまたspモードメールアプリのアップデートがあるらしい。

ネタ元はこちら

9月1日の最初の公開からこれで何回目?アップデート自体は3回目かな。

WindowsMobile版の方はもう打ち止め?

2010年11月22日 (月)

iモードとspモード併用時の2つのメールアドレスを1台で使用するには

10月29日に書いた「iモードとspモード、メールアドレスの入れ替えで入れ替わらないメール」で、iモードメールアドレスとspモードメールアドレスを相互に入れ替えても、入れ替わらないメールについて書いた。

どういうことかと言うと、spモードメールのアドレスとiモードメールのアドレスを入れ替えれば、従来iモード機で受信していたメールは全てspモードメールアドレス(つまりスマートフォン)で受信できなければならないのに、受信できずになぜか入れ替わってしまった元々のspモードメールアドレス宛に送られてきてしまっているものがあるという内容であった。

これについて、ドコモに質問をしようと思いつつ未だにできていないのだが、何とかならないか考えてみた。

ドコモのiモードメールに転送機能でもあれば何の問題もなく解決するのに、あいにくiモードメールには転送機能は無い。

ドコモのiモードメールをPCから送受信できるサービスとして「iモード.net」のサービスがある。このサービスを使えばiモードメールアドレスを使ってPCやスマートフォンからiモードメールの送受信ができるが、このサービスでは月額200円の料金が発生する。

実はドコモにはもうひとつブラウザを使ってメールを受信することができるサービスがある。「ドコモwebメール」である。

iモード機から設定さえしてやれば、送受信したiモードメールを最大2GBまで保存できるし、携帯電話機から削除してしまったメールなども読み返すこともできる。そして何より利用料が無料。

ブラウザによる受信でレイアウトも見にくいし、ドメインは「@dwmail.jp」になってしまうが、今のところ、メールの内容さえ確認できればいいので、そう問題にはならないと思う。設定で新着通知を任意のアドレスに通知することも可能なので、リアルタイムに受信したことの把握はできる。更にAndroid携帯だと、「ドコモwebメールビューワー」というアプリもあるので、新着通知が来ればそのアプリを立ち上げれば内容も確認できる。

これで、iモードとspモードを1回線で契約している場合の2つのメールアカウントが一応同時使用可能となる。

2010年11月21日 (日)

W-ZERO3でもAndroidが動くそうな

8月29日に「FOMAカードで使えてAndroidで動いているiPhone3G」でiPhone 3GにAndroidをインストールしたことを書いたが、ネット上をいろいろ見ていると、何とW-ZERO3系マシンでもAndroidが動くということがわかった。

W-zero3用Android(R1.5) 公開します。(h2oのお気楽日記)によると、W-ZERO3シリーズの各機種で動作するイメージが公開されているらしい。

実はW-ZERO3シリーズでLinuxを動かしている人たちがいるのは以前から知っていて、W-ZERO3[es]で実際に動かしたことがあったのだが、Androidまで動いているのは知らなかった。

我が家にはW-ZERO3[es]とWillcom 03の2機種が現在第一線を退き眠っている。まずは充電して、時間を見つけて実施してみたいと思う。

他に、WindowsMobile機でAndroidと言うと、TouchDiamondで動作実績があり、実際に動いているのを見せてもらったことがある。

この調子で、T-01B/IS02でも動作するAndroidを誰か作ってくれないだろうか。

2010年11月13日 (土)

HT-03AをAndroid2.2へ

9月20日の記事「HT-03Aでrootを取ってクロックアップ」以降、しばらく使っていたといは言っても、メイン機はT-01Bであるので、HT-03Aは電池が切れたときの予備&自宅内の無線LAN環境専用機ではあったのだが、一昨日頃から調子が悪い。

そこで思い切って初期化することとしたのだが、無性にOSのアップデートがしたくなってきた。

ドコモによるアップデートは99.9999・・・・・%あり得ない今、自分でやるしかない。

今までもカスタムROMに入れ換えて楽しんでいる人のブログや掲示板の書き込みを見ていたり、知り合いがROM焼きしているのを見ていたのだが、どうしても吹っ切れなかった。

今回、初期化してどうせ一から環境構築をやり直すのならと、突然重いが吹っ切れた。

調べてみると、やり方はいろいろあるが、何と今ではPCを使わずに本体だけでもアップデートができてしまうのだという。

やり方は簡単。まずはrootを取る。これは以前に紹介した方法でOK。

次にマーケットからRom Managerというアプリをインストールして実行する。あとはRomManagerからインストールしたいROMをダウンロードするだけ、ダウンロードが終わって再起動すると勝手にインストールが実行される。

この再起動後のインストールがうまく動作せずに何度もリトライしたけど、何かの弾みに起動しインストールできてしまった。何が悪かったのかわからないまま。

2.2にアップデートしたHTT-03AはSIMもフリー。少し電波のつかみが遅いような気がするけど、いったん補足してしまえば後は問題なく送受信可能。moperaでもspモードでもAPNを設定してやればどちらでも通信可能である。

2.2にした感想は、思ったよりもきびきびと動く。っていうか今までよりも早い気が。

こんなにサクサク動くのに、純正2.2が出ないのが理解できない。やっぱり見捨てられたからか。

Xperiaが先日ようやく1.6から公式2.1へのアップデートがなされたばかりだが、こちらは2.2。

ちなみにRomManagerで入れ換えた場合は、電源投入時のdocomoロゴもそのまま残る。

こんな事がユーザーレベルで簡単に行えてしまうところがすごい。これから改めて環境構築を実施。

各社から新しいAndroid端末が多数発表されているが、負けず劣らず、まだまだ遊べそうなHT-03Aである。

2010年11月10日 (水)

川口のDVDは誰がどうやって?

尖閣ビデオの流出問題、5管の保安官が現在事情聴取中であるが、第五管区海上保安本部のWEBサイトを見ると、五管はYouTubeに公式チャンネルを設けていて、「海難救助やイベント等の臨場感あふれる映像を配信しています。」と書かれてある。

ってことは、今回のビデオ公開は了解を命がけで守る海保の活動をまさしく臨場感あふれる映像で公開したことになり、これって五管の業務の一環?

ちなみにこのビデオ映像がYouTubeに公開されたのが、11月4日の午後9時頃。翌5日の朝8時頃には埼玉県のJR川口駅前でこの動画と同じ物と思われる動画を記録した282枚のDVDが発見されている。282枚全てに同じ映像が記録されていたことも確認されたらしい。

YouTubeにアップされている6本の映像は合計350MB程、このDVDの中に記録されている映像は、作成日時のタイムスタンプが5日の午前1時13分から37分であったことが判明している。少なくとも1枚目のDVDを作成するためのディスクイメージを作成するのに20分以上かかっている。もちろんDVD内のタイムスタンプが正しいとしての話だけど。

350MBの映像をDVDに焼く作業が何分かかるだろう。だが川口駅前で発見されたのが朝の8時頃、長く見ても6時間30分の間に282枚のDVDを作成したことになる。

390分間に282枚のDVDを焼く。1枚あたり1分20秒ほど。これってかなり凄くない?

DVDデュプリケータでも持ってた?

仮にこの時間内で作成できたとして、ブランクのDVD-Rが300枚近くも手元にあったんだろうか?

しかも報道で流れたDVDには「by SENGOKU38」とラベルが印刷されていた。

ぜひこちらの件についても明らかにして欲しい。

ちなみに週刊アスキーのWEBサイトに、今回の動画ファイルを解析することによって作成された環境を調べた記事が掲載されている。

これによると、作成環境はWindows、編集ツールはVideo Studioを使った可能性が高いらしい。

2010年11月 9日 (火)

国会中継面白すぎ!

昨日は、先日の休日出勤の振り替え休日で休みだった。

特にすることもなく見たいテレビがあったわけでもなく、何気にNHKの国会中継を見ていたのだが、これが非常に面白い。

最近のゴールデンタイムは何やら芸人が出て、いろんなバラエティー番組が行われているけど、これらの番組なんかよりもずっと面白い。

質問されて涙目になってるように見える人や、指名されていないのに勝手に挙手して答弁しようとする人、逆に質問者に指名されて手をあげて答弁に立とうとしているのに、委員長に別の人を指名されて、答弁できない人、自分が大臣なのに、質問している野党の人を大臣と呼ぶ人、答弁に対するさらなる突っ込み、質問に対し別の質問を仕返す人、質問に対し、全くかみ合っていない答弁をする人等々。

夜の報道番組では流れないシーンに面白いシーンが盛りだくさん。

難しいことはわからないけど、素人の自分が見ていても笑ってしまうシーンがたくさんある。こんな面白い番組、昼間の生中継だけってのはもったいない。

今日などは、出勤前に録画予約までしてしまった。今それを視聴しながら書き込み中。

スカパー!とかBSで24時間国会中継という番組が出来ないだろうか。さすがに全て生中継は無理なので、過去のライブラリーから録画されているものも放送するといった感じで。ビデオ録画されていない昔のものなら議事録の朗読でもいい。

衆議院や参議院のWEBサイトでも閲覧可能であるが、やはりテレビ放送の方がいい。国民の政治に関する関心もあがるのではないかと思うし、ぜひやってほしい!

不正アクセス禁止法違反に窃盗罪?

不正アクセス禁止法という法律がある。

この法律で禁止している不正アクセス行為とは、

1.電気通信回線を通じて、アクセス制御機能を持つ電子計算機にアクセスし、他人の識別符号を入力し、アクセス制御機能を作動させて、本来制限されている機能を利用可能な状態にする行為

2.電気通信回線を通じて、アクセス制御機能を持つ電子計算機にアクセスし、識別符号以外の情報や指令を入力し、アクセス制御機能を作動させて、本来制限されている機能を利用可能な状態にする行為

3.電気通信回線を通じて、アクセス制御機能を持つ他の電子計算機により制限されている電子計算機にアクセスし、識別符号以外の情報や指令を入力し、アクセス制御機能を作動させて、本来制限されている機能を利用可能な状態にする行為

である。

簡単に言えば、他人のユーザーIDとパスワード等を入力したり、セキュリティホールを突いたりして、許可のないPCに侵入すること等であり、大前提として電気通信回線を経由して接続することが必要となっている。

つまり直接PCの前で他人のユーザーIDとパスワードを入れる行為は不正アクセスにはならない。

さて、一連の海保のビデオ騒動。

海上保安庁は、国家公務員の守秘義務違反、不正アクセス禁止法違反、窃盗等で東京地検と警視庁に告発したらしい。

朝日新聞の報道「石垣海保、データ管理に問題=編集映像、コピー可能―尖閣ビデオ流出」では、

 海保関係者によると、映像は衝突事件直後に石垣保安部の警備救難課内にある共用パソコン(PC)で編集され、保管された。

 内規では、このPCから映像データを自分の公用PCにコピーするには、課長の許可を得た上で、担当者から借りた公用のUSBメモリーを使うことになっていた。

 しかし、私物のUSBメモリーを使った場合にコピーを防止する仕組みにはなっていなかった。このため、正規の手続きを経ずに映像を持ち出すことは可能だった。

毎日新聞の報道「中国漁船・尖閣領海内接触:ビデオ流出 流出経緯、深まる謎 共有PCから複製?」 では、

 流出映像のもとになったのは「よなくに」「みずき」「はてるま」の巡視船3隻が撮影した映像。各映像は最終的に石垣海上保安部(沖縄県石垣市)に集められ、同保安部3階にある捜査担当部門の警備救難課で編集作業が行われたという。

 同課には、電子データ化された捜査資料などの保存専用の課員共有パソコン(PC)があり、編集作業はこのパソコンで編集担当の保安官が行った。映像ファイル4本計約44分を作成して、共有パソコンとCD-R1枚に保存。CD-Rは那覇地検に提出された。検察側は検察からは流れていないとしており、なんらかの形で海保側から流出した可能性が高い。

 共有パソコンを使用するにはIDやパスワードが必要で、知りうるのは同課員10人だけだった。同課はカードや暗証番号がないと入れない構造ではないが、緊急出動などの指示を行うオペレーションルームが同じフロアにあり、ガラスのついたてで仕切られているだけのため見通せる。

 同保安部関係者は「オペレーションルームには24時間、誰かの目があり、自由に出入りできる可能性は少ない」と話す。

 ただ、同保安部で映像管理の責任者を決めて管理が厳重になったのは、ビデオの国会への提出が決まった直後の10月18日。それまでは、共有パソコンから課員が映像をUSBなどにコピーして自分のパソコンで閲覧することも可能だった。同課には、第11管区海上保安本部(那覇市)などから応援の保安官も来ており、課員以外も映像に接触できた。

と報道されている。

これらの報道を読む限り、課の共用パソコン(ローカル)に映像が保存されており、パソコンを使用するにはID、パスワードが必要とあるが、このパソコンを第三者が仮にID、パスワードを不正に入力して映像にアクセスしたとしても、前述したとおり電気通信回線を経由していないので不正アクセス行為にはならない。

このパソコンは外部のネットワークに接続されていないと、別の報道では書かれていたので、外部から第三者が電気通信回線経由で侵入することもない。

不正アクセス禁止法違反の構成要件を満たさないように思うんだけど、実は報道されていないけれども電気通信回線に接続されているという、事実があったりするのだろうか。

映像をサーバーに保存していて沖縄地検や福岡高検、最高検の一部の人間だけがアクセス可能な状態になっている検察側で、権限のない人物が画像を取り出したという方がむしろ不正アクセスになるけど、そういう事実はないらしい。

それから、窃盗は有体物に対してのみであり、無体物であるデータを私物のUSBを接続して盗み出す行為は少なくとも窃盗罪には該当しないはず。

データを保存したCD-RやUSBメモリを盗んだというのであれば媒体を被害品とする窃盗罪だけれど、そういった物が無くなっているという報道も一切されていなかったと思う。

海の上とはいえ、司法機関である海保が不正アクセス禁止法違反とか窃盗罪で告発したからには、それを裏付ける事実が判明していると思うのだけど、その辺の報道は今のところ無い。もう少し情報を公開して欲しいなと思ったり・・・

2010年11月 8日 (月)

SPモードメールが無線LANで使用可能に!

本日のドコモ冬春モデル発表会の中で明らかになったSPモードの機能拡張

spモード®の機能拡充

ドコモは、spモード利用者向けに駅、空港、カフェ、ファーストフードなどで、無線による最大54Mbpsの高速大容量インターネットアクセスを可能とする公衆無線LANオプションサービスを開発しました。
また、公衆無線LANオプションサービスの提供に合わせ、spモード メールサービスの機能改善を実施します。spモードのメールを無線LAN経由で送受信できるようになります。

提供開始時期 : 2011年1月下旬~2月上旬(予定)

ということだそうだ。

ドコモが提供する公衆無線LAN環境だけでなく、自宅等の無線LANからでも利用可能になるとか。

これは朗報。

しかし、「T-01A、SC-01B、dynapocket T-01Bではご利用になれません。

ちょっと待て!この夏に発売されたばかりの機種がもう置いてけぼり扱いなのかよ!

ファームウェアアップデートで対応してくれるよね?

iPhone Activate Cardの記録内容とソフトバンクの機能制限解除

先日書いたiPhone Activate Cardの続き。

手持ちのSIM Card Readerが発掘されたので早速セッティング。カード内容を読み込んでみた。

Activate これがその内容。

ICCIDとは最大19桁の英数字。

最初の2桁は産業種別(89は電気通信)

3-4桁が国番号、日本の場合5-7桁が事業者番号

日本では、イーモバが000、ドコモが100、ソフトバンクが200、KDDIが300となっている。ディズニーモバイルとb-mobileもたぶん別番号が割り当てられているのでは?

8-18桁がカード番号、19桁目はチェックデジット

となっている。

ここに入っていた数値は「8949000312151000014F」

加入者識別子と呼ばれるIMSIは「080910102143658709」という数値が記録されていた。

さて、ソフトバンクモバイルの携帯電話であるが、003SH以降、SIM抜き状態の機能制限を解除できるようになるようである。

最新号のカタログの003SHの紹介を見ると、

一部の機能(ワンセグの視聴やカメラ機能など)は、ご契約中の有効なUSIMカードが取り付けられていない状態ではご利用できませんが、携帯電話機の代金をすべてお支払いいただいている場合は、ソフトバンクショップでそれらの機能が使えるようにお手続きをすることができます。

と書かれており、機能制限の解除が可能になるようである。

巡視船の名前

今回のビデオ画像流出騒動。

これにより、これまで被害を受けたことで名前が表に出ていた巡視船「よなくに」と「みずき」以外にも「はてるま」が従事していたことが明らかになった。

ちなみに「はてるま」と「よなくに」ははてるま型巡視船と呼ばれるPL型1000トンの巡視船、「みずき」はびざん型巡視船と呼ばれるPS型180トンの小型巡視船である。同型船が10船、さらに建造中の船が2船いる。

巡視船というのは、人間と同様に異動(転属)があるらしい。理由はなぜか知らないけれども、本来、巡視船艇の船名というのは転属に伴って改名をされるそうだ。

ところが「みずき」は2001年12月22日に発生した九州南西海域工作船事件(いわゆる北朝鮮工作船事件)当時には、福岡海上保安本部から、従事していたそうだ。そしてそのときの功績から例外として現在の石垣海上保安部に転属後もその船名をとどめているのだとか。

ビデオの流出についてはいろいろな意見があるが、しかし日本の陸地から遙かに離れた海や空で我が国を守るために今の瞬間も命をかけて従事している人たちがいることを忘れてはいけない

2010年11月 6日 (土)

のりピー解禁?

「星の金貨」というドラマが1995年4月12日から7月12日に放送された。

このドラマは口と耳が不自由なヒロインと記憶を失った恋人とその弟の3人が織りなす切ない恋模様を描き、回を追うごとに人気を集め初回7.2%の視聴率が最終回には23.9%をマークした連ドラである。

全12話の放送に加え、特別編、さらに続編が製作され、主題歌の碧いうさぎも大ヒットした。

ちなみにこの95年は7月からTBS系列で「愛していると言ってくれ」というドラマも放送。このドラマも聴覚障害者を扱ったドラマで、主演は豊川悦司と常盤貴子。二番煎じのドラマかと思ったけれどもこちらも最終回で28.1%を記録するヒット、主題歌のドリカム「LOVE LOVE LOVE」もオリコン年間第一位という大ヒットとなっている。

「星の金貨」はこれまでにも何度か再放送されている。最後の再放送は日テレプラスで2009年6月から開始されたが、主演の酒井法子の覚醒剤取締法違反容疑での逮捕により、8月13日以降の放送が急遽中止となり、フジテレビの「ひとつ屋根の下」と並びもう見ることのできないドラマと言われたドラマである。

我が家はスカパー!光を契約しているのだが、何気に見ていたら、日テレプラスで「星の金貨 一挙放送」の番宣が流れていた。

ちなみに本日11月6日19時30分から24時30分、翌7日19時30分から24時50分。

その後、11月12日16時から毎週1話ずつの放送が始まるとか。

ひょっとしたら「ひとつ屋根の下」の再放送もそのうちある?

いよいよ芸能活動再開?

2010年11月 3日 (水)

警視庁の情報流出についてインターネット上の情報をまとめてみた

最初はまたP2Pかよ、この時期にいい加減にしろよなぁとか思った事件だったけど、どうも単なるP2Pによる情報流出ではないようである。

これまでにインターネット上のいろいろな情報や報道をまとめてみると、キンタマウイルスによる情報漏洩っていうのは、だいたい報道される前に2ちゃんねるのDownload板のスレで発見されてまず騒ぎになるのが普通。ところが今回はどのスレをさかのぼっても一切その手の情報が無い。

キンタマウイルスに感染しているのならば、特定のフォルダ内のファイル以外にもデスクトップ画面のキャプやP2Pでの検索キーワード、他にも送受信しているメール等々の個人情報につながるファイルがあるはずなのに、その手のあるべきはずの情報が全くないこと。拡散しているファイルがPDFとHTMLばかりと不自然。先にも書いたようにオリジナルファイルの存在が全く確認されていないなどが不自然。

ということで、まず何らかの手段を以て警視庁の内部文書を入手した人間がいる。(まぁ、ここが一番の問題なんだけど)

次に入手した114の文書を全てPDFとHTMLファイルに変換する。

Winnyをやっていてキンタマウイルスに感染したようにみせかけたファイル名(ウイルス抜きに再編集したかのようなファイル名)に圧縮する。それも幹部が漏らしたかのようなファイル名で。これはおそらくわざと発見されやすいように、かつ騒ぎが大きくなるようにファイル名を名付けたのでは?

28日夜から29日夜の間にかけて、torネットワークを使い、ルクセンブルグのIPアドレスから放流。時を前後してWikileaks Japanなるサイトに内容を掲載する。(既に削除されて無くなっている)

さらにGoogleDocsにもアップロード、リンクさえ自分のGoogleDocsに貼ることができれば、Gmailでダウンロードできるという情報を2ちゃんねるにリーク。こうして情報がどんどん拡散。ちなみにGoogleDocsのファイルも現在は無くなっている。

といった感じか。確かWikileaksにはタマ抜きして再圧縮したと見せかけたファイル名も掲載されていたので、普通はこのサイトを見るとキンタマウイルスに感染して流出したファイルの中身を掲載しているように思う。

一発目の報道にあった、「警視庁のものと見られる情報が誰もが閲覧できる状態になっていた。ファイル共有ソフトを通じて流出したらしい」という内容にも合致する。

一発目に報道した機関がどうやってこれを認知したのかがわからないけど、ひょっとしたら自分から「インターネット上にこんな情報がある」と報道機関にたれ込んだのかもしれない。

それから既にP2P以外の手段でも拡散しており、P2Pファイル共有ソフトを全く使わなくても簡単に手に入る状態になってしまっているこの情報であるが、そのPDFファイルを見るとまたまたタイムスタンプの問題があるらしい。

報道によると5月にPDFファイルに変換されたとのことであるが、流通している114のファイルのうちのPDFファイルの更新日時は、5月2日から5月4日の間となっているのだが、例によってPDFファイル内部に持つ作成日時というものを見てみると、各PDFファイル内部の保有する作成日時の方がファイル管理上の更新日時よりも後の時刻になっているとのこと。ファイル管理上のタイムスタンプかファイル内のタイムスタンプ、もしくは両方のタイムスタンプについても意図的に変更されている模様。

ちなみにPDFファイルを作成したソフトはJustsystem PDF Creatorということで、印刷物をスキャナ等で読み込んでPDF化したのではなく、一太郎等のファイルから直接PDF化したっぽい。

なお、関係あるのか無いのかわからないけど、警視庁では2007年に第三機動隊から今回の問題の公安部外事三課に派遣されていた警察官が、電車内で捜査情報の入った電磁的記録媒体(外付けHDD)の紛失をやらかしている。

iPhone Activate Card

iPhone3G/3GSユーザーがiPhone4に機種変更すると、従来サイズの黒SIMカードがMicroSIMカードに交換される。

3G回線が使えなくなったiPhone3G/3GSは3Gによる通信回線を使うサービス以外の機能においては、iPod Touchとほぼ同様に問題なく使用できる。

iPhone3G/3GSから4へ乗り換えを行って、旧機種をそのまま音楽プレーヤー、PDA、無線LAN専用端末、携帯ゲーム機といった用途で使い続けている人も多いと思われる。

こうやって使い続けるのは、通常は何ら問題ないが、唯一支障が生じるのがOSのアップデートや復元を行ったときである。

iPhoneの場合は、USIMカードが挿入されていないとiTunes上でアクティベート(認証)が通らずに、使用できる状態にならないのである。

iPhone用USIMカードを持っていれば認証できるのだが、iPhone4に機種変更してしまっているとUSIMカードのサイズが異なりiPhone3G/3GSには使えない。同じサイズの他のUSIMカードでは認識しないのでアクティベートできない。

そういう時には、二つの方法がある。

一つ目、MincroSIMカードを通常サイズのSIMカードに変換するアダプタを装着し、iPhone3G/3GSに挿入する場合。

変換アダプタは数百円で販売されているし、アクリル板等で自分で作ってしまってもいい。

しかしこれはiPhone4用のMicroSIMを持っている場合に限られる。

二つ目、iPhone Activate Cardと呼ばれる、アクティベーションを通過させるためだけのカードを使うこと。

このカードは文字通り、iPhoneのアクティベートをするためだけのSIMカード。通話等は一切できない。

iPhone Activate Cardで検索すれば、簡単に入手可能。価格は幅があるが、今回なんと\580で販売している店舗があったので、試しに買ってみた。

Iphone_activate_cardこのカードを使うと、iPhoneのアクティベートはもちろん可能であるが、それ以外に、ソフトバンクの普通の3G携帯に挿入することで、操作が可能になるらしいという噂を目にしたことがあったので、その検証を行いたかったというのもある。

USIMカードを抜いたソフトバンクの3G携帯電話機は、一切の操作ができなくなり、たとえばカメラや音楽再生、ゲームといった機能も利用できなくなってしまうのである。

お金を払って購入した(買い取った)端末であるにもかかわらず、回線契約に縛られるのもおかしな話ではあるような気がする。

で、早速手持ちの820Pに挿入してみると、残念ながら「INVALID USIM Please insert Valid USIM」のメッセージが表示され、操作可能にはならなかった。

今回は820Pに挿入した結果、操作可能にはならなかったが、他社の電話機に挿入するとまた違った結果になる可能性がないわけではない。ソフトバンク3G携帯は他に持っていないので確かめようがない。

ちなみにP905iに挿入すると、SIMカードを入れ替えたときに聞いてくる端末暗証番号の問い合わせが英語メッセージになり、その後にメニューも全て英語表記に変更になっていた。

本来の使用方法であるiPhoneに挿入した場合は、圏外表示になる以外は何ら変化無し。自局番号については不明と表示されていた。

いったいこのカードにはどういう情報が記録されているのかと、SIMカードリーダーで直接読み込んでやろうと思ったが、肝心のリーダーが今手元にないのでできなかった。

しかしこのカード一枚で解約したiPhoneがずっと使い続けることができるのであれば安いと思う。

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