iPhoneをWillcomの回線で使用
最近イーモバのPocket WiFiとかWILLCOMのどこでもWi-FiとiPod Touchをセットで使うという方法で売り込みが行われているが、これと同じことを手持ちの機材で実現してみた。
WILLCOM 03にインストールしている無線LAN接続切替ツールを久々にアップデートしようとNetVisionのWEBサイトにアクセスしてみた。
もともとWILLCOM機には正規版が提供されているのだが、開発元のNetVisionのサイトにはこれよりも新しく利用期間に制限が設けられているベータ版が提供されている。今回は入れてあったベータ版が昨年の9月末で期限が切れたままになっていたのを放置していたのを気がついたからである。
iPhoneを使用するようになってから、外出先でもマクドナルドなどYahooの無線LANスポットが利用できる場所では、無料で利用できるiPhoneの無線LANを使うようになってしまっており、03で無線LAN機能を利用することは皆無に近かったからだ。
今日、久々に新しいベータ版に更新をかけたのだが、そういやいつの頃からか同ツールにはルータ化機能が備わっているのを思い出した。
同機能は当初このツールの付加機能として提供されていたが、今では独立したアプリケーションとなってWiFiSnapという名前で\2,400円で提供されている。
このため切替ツールのルータ化機能は1回の接続時間が15分間という制限が設けられている。
とりあえず03にICS(ICSInstall.cab)をインストールし、同ツールをインストールしてみると、あっけないほどにルータとして機能してしまった。
iPhone側で03のSSIDを検知したので、設定したWEPキーを入力すると無事に03経由でインターネットに接続された。
1回の接続が15分で切断されるが、再接続すればそのまま使えるし、03のバッテリーの持ち等も考えれば逆に15分で切れる方がいいのかもしれない。
何にせよこんな便利な機能が無料で使えるのはいい。
iPhoneは普段通信料金節約のためにパケット通信機能を無効にしており、音声電話と無線LAN端末、音楽プレーヤーとして利用している。
普段外出時のネット利用はどんな使い方をしても定額料金の03を使うこととしているのだが、どうしてもWindowsMobileではアクセスしにくいサイト等もあり、iPhoneを使うと便利になれそうだったのが、これでiPhoneによるインターネット利用も若干通信速度を我慢すればWILLCOMの定額料金の範囲で利用可能となった。
イーモバのWindowsMobile機を持っていれば同じことが高速回線で可能である。
木曜日発売のHYBRID W-ZERO3には最初からルータ化機能が付いているそうな。PHSと3Gどちらのデータ通信も可能で、現時点最強と思われるのだけど、ランニングコストが高い。
そういやドコモのパケホーダイプランが4月から改訂され、スマートフォンとiモードが同一プランで利用できるようになるとか。また今年中にiモードメールがスマートフォンに対応するという話もあり、そうなるとiモードとスマートフォンを1契約でFOMAカード差し替えで利用できるようになる。通信速度が128kと今の03と変わらないが、ランニングコストはずいぶん下げられそうである。
あとはドコモから魅力的な端末が出てくるのを待つばかりである。
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