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2008年12月20日 (土)

映画「252 生存者あり」 を見てきた(ネタバレ注意)

 この映画のタイトルに使われている「252」、東京消防ハイパーレスキュー隊で使われている「生存者あり」という意味の無線の通話コードと紹介されているけど、実際はハイパーレスキュー隊だけで無く、東京消防庁全部隊で使われているし、意味は「生存者あり」じゃなく、「逃げ遅れ又は要救助者」という意味。従って実際には「8階部分に252あり」とかいう風に使われる。

 ちなみにこの252は東京消防庁だけで他の地域の消防だとまた別のコードを使ってたり、そもそも通話コードを使っていないところだってある。大阪市消防局だと確か同じ意味の通話コードが「490」になる。

 肝心の映画だけど、無線通話のシーンがかなり現実と違うんで無いかいとマニアックな目で見てしまったけど、他は概ね面白かった。

 首都東京を遅う未曾有(みぞう)の大災害と、救助活動に当たるハイパーレスキュー隊。

高潮に襲われ水没する銀座線新橋駅とか、オープンセットとCGの組み合わせがリアル。

東京湾を襲う津波のような高潮により、お台場が完全に水没。お台場を象徴するかのように建っているフジテレビがいとも簡単に破壊され、あの球体展望室が水面にぷかぷかと浮いているシーンがあるのには笑ってしまう。さすが日テレ製作、あれって絶対意識してやってるよなぁ。

め組の大吾が若い研修医で、仙崎海上保安官が元ハイパーレスキューで、木村祐一が大阪の町工場の社長役。

途中木村祐一が開発した新商品を分解して医療器具代わりにして、輸血をするシーン、ブラックジャックか救命病棟24時の進藤先生かよって思ってしまった。

あと、子役の大森絢音ちゃんもかわいい、瓦礫の下敷きになったときは死んじゃうのかと思ったけど、助かって良かったねぇ。ラストのところではこの娘の演技に泣かされてしまった。原風佳ちゃんと共に今後に期待。

最後に伊藤英明は、ハイパーレスキューに復職するみたいなんだけど、ここで出てくる敬礼のシーン、微妙に脇の締め具合が海自や海保になってて、まだ海猿が抜けてないぞと思ったり。

というか他のシーンでもかなり「LIMIT OF LOVE 海猿」を彷彿とさせるシーンがあって、この映画はフジテレビのヒットを見た日テレが作った陸上版海猿なんだなと思った次第。

伊藤英明、人助けする職業を演じるのがはまってきたなぁ。次は自衛官か警察官だなと思ったら現在「海猿3」の制作中なんだってね。

仲間(元だけど)を信じて救出を待つ、最後には自分が人を背負って脱出してくるなんて「LIMIT OF LOVE 海猿」そのままやんか。と思ったら、この映画、原作・脚本は海猿の作者なんだ、それで主演が伊藤英明、やっぱり海猿だ。

でも、大迫力でハラハラドキドキの緊迫感はすごいと思う。あと困難に立ち向かうプロの男達の勇敢な姿、一見の価値有り。ほんとはこんな仕事なんてない方がいいんだけど、でもこういう人たちが居るってことを本当に感謝しなくちゃいけない。

何度も言うけど、決して海猿じゃないからね。(海猿3は現在制作中だからね)

最後に、映画を見るときは携帯電話の電源は切りましょう。前の方の席に座ってるおっさんが、度々携帯電話をいじってて、画面の明かりが気になって仕方なかった。マナーモードじゃなく電源切って、いじるなよ!

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