松下、Nationalが消える
本日、松下電器の発表によると、10月1日から会社名を「パナソニック」に変更して、ブランド名も「Panasonic」へ統一するんだとか。
松下は元々1927年から「National」ブランドを使用しており、現在も国内ではいわゆる白物家電(冷蔵庫や洗濯機)にNationalブランド、映像や音響、PC関連機器等に「Panasonic」、高級オーディオに「Technics」、業務用音響機器に「RAMSA」のブランドを使い分けている。
Nationalブランドは創業者松下幸之助氏によって「インターナショナル」をヒントに「国民(national)のための」という意味で付けられたブランドで、まさしく名前通りの企業になっている。
で、今回社名から「松下」の文字を無くし、「National」のブランドを無くすんだと。TechnicsとかRAMSAブランドはどうなるんだろう。
秋以降に発売される白物家電は、Panasonicブランドを冠する冷蔵庫や洗濯機になる。なんか違和感有るよねぇ。冷蔵庫、洗濯機とか三つ叉コンセントにPanasonicって書いてあるのって想像できない。
まぁ既に海外では統一ブランドを使用しているとはいえ、馴染みのある松下とかNationalの文字が消えるのは少し残念。
そういや、あの勧善懲悪ものの国民的時代劇は「ナショナル劇場」と付いている。番組開始前にはナショナル劇場のクレジットと「明るいナショナル」の歌が流れているけど、秋の改編移行は「パナソニック劇場」で「明るいパナソニック」って歌になるのかなぁ。
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