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2007年4月16日 (月)

ついに阪和線の洗礼を浴びる

昨年度まではひどいときには毎日のように30分以上のダイヤの乱れを発生させていた阪和線。

あまりのひどさに、それまでJRで通勤していたのを南海電鉄に切り替えた人が周囲にいたくらいだ。

その阪和線、4月以降は特にこれといった大きな事故等もなく出勤時も帰宅時も大きなダイヤの乱れもなくずっと通勤できていたのだが、とうとうやられてしまった。

それは木曜日の夜のこと。この日は転入者歓迎会が終わって、2112天王寺発の紀州時快速に乗るために天王寺駅の改札に向かって走っていた。

この電車を逃すと次は30分程度待たないと次の電車はない。

紀州時快速は後ろ3両は関空快速と連結されているので、少なくとも5号車まで行かないといけない。

ホームに降りたときにはすでに電車が到着していて、大あわてで走って飛び乗りセーフ。(実際はこの時点で1分程度遅れていて、そのおかげで間に合ったのだが)

何とか乗り込み安心していたところ、しばらくしたら駅でもない場所で停止した。「赤信号待ちです。しばらくお待ち下さい。」

何やら嫌な予感が・・・5号車は紀州時快速の最後尾、乗務員室の列車無線が騒がしいが、車内も騒がしいのでよく聞き取れない。

仕方なく、こっそりと鞄の中に入っている受信機にイヤホンをさし、周波数をセット。更に腰からW-ZERO3[es]を取り出し2ちゃんねるの交通情報板にアクセス。

どこかの踏切の遮断棒が折れているらしく、場所の特定、点検をやっているために運転を見合わせているらしい。との情報を入手。

車内アナウンスは「踏切の点検を行っています。まもなく発車します。」と言っているが、列車無線や2ちゃんねるによると「踏切では道路も通行できなくなっていて混乱している。前の電車が混み合っているので、当分動かない」等々の情報がどんどん入ってくる。

結局、30分遅れで着いたのだけど、後続の電車は途中で運転を打ち切ったものや、45分程度遅れた特急などさんざんだったらしい。

翌日の新聞報道によると、全然別の場所の2箇所の踏切の遮断棒が折れ、1万5千人に影響、最大35分の遅れ、17本の運休だったらしい。

あれ、45分遅れって実況してた人が乗ってた特急は?

しかし、なんで車内アナウンスで正しい情報をアナウンスしてくれないんだろ。列車無線聞いてれば、うそばっかじゃん。

最後尾の車両に乗ってれば、無線の音声も客に聞こえちゃうんだから、嘘言ってもバレちゃうのにねぇ。

ちなみに翌金曜日にも21時過ぎに天王寺発の下り電車が、天王寺を出てすぐに人身事故を起こして上下線全線運転を見合わせてた。

ほんとアーバンネットワークの癌と言われるだけあって事故が多い。発表されるのは30分以上乱れたときだけだけど、たぶん15分とか20分とかいうくらいまでの乱れって毎日起こってるんじゃないの?

ところで、今自分が乗車している電車の列車番号ってどうすりゃわかるんだろ?(時刻表見るのは無しね)列車無線聞いてても、列車番号がわからないと、いまいち完全に把握できないんだよね。

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