ドコモ、1.5GHz帯PDCサービス廃止決定
ドコモ(中央)とドコモ東海のシティフォン、ドコモ関西のシティオサービスが2008年6月30日をもってサービスを終了することが発表された。
もともと800MHz帯を使うmovaの帯域逼迫のために、首都圏、東海圏、関西圏の都市部でのみ1.5GHz帯を使うサービスとして1994年4月にサービスが開始されていたのだが、パケット通信網が構築されておらず音声通話サービスのみの提供だったことや、そのためか機種バリエーションも少なく、サービスエリアが東海、関西地区では狭かったことなどがあり、加入者数が伸び悩んでいた。
基本料金が800MHz帯movaよりも安く設定されていたのだが、無料通話がないなども800MHz帯との大きな違いであり、2004年の9月末で新規加入申込を終了していたのである。
ちなみに800MHz帯movaで、211i、504i以降に発売されている端末は一部を除き800MHz帯以外にこの1.5GHz帯でも使用可能なデュアルバンド仕様となっている。
800MHz帯が混雑している場合などは、優先的に1.5GHz帯を使用するような仕組みになっており音声通話であれば、非デュアルバンド機よりもつながりやすくなっている。
今後はFOMAへの完全無料巻き取り施策を実施、廃止に伴い空いた周波数をFOMAで再利用するそうである。
でも今まで1.5GHz帯を使っていたユーザーにしてみれば、iモードもメールも要らないから料金据え置きでって人が多いんじゃないのかなぁ。
ドコモも「らくらくホン」みたいな端末を1.5GHzで提供するとかしていれば、もっと違った展開が出来たかもしれないのになぁ。
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