太陽系の惑星が9個から12個へ
国際天文学連合がこれまで明確になっていなかった惑星の定義案を示した。これによりNASAが昨年「第10惑星」と発表した「ゼナ」、火星と木星の間にある小惑星「ケレス」と冥王星の衛星「カロン」が惑星に昇格するらしい。
ちなみに以前から火星と木星の間にある小惑星帯がかつて5番惑星だったもののなれの果ての姿という説があったが、小惑星帯にある小惑星をすべてあわせても地球の月の1/35程度しかなく、現在では木星の重力の影響で惑星になることができなかった果ての姿と考えられているようだ。
これが承認されれば今まで9惑星で構成されていた太陽系は12惑星で構成ということになる。
こうなると未来を描いたSF作品なんかはことごとく話や設定がおかしくなってしまったりしそうだが、何とその辺を既に予想していたというか、矛盾がおこりにくい様な作品もあったりする。
宇宙戦艦ヤマトの世界では冥王星の外側にも小惑星帯があり第10番惑星の成れの果てと考えられる。ヤマトがガミラス冥王星基地のシュルツ艦隊を破ったところである。また真田技師長が半重力感応機を使い、アステロイドシップ計画を実現したのもこの場所。実際にもカイパー・ベルトと呼ばれる小天体の帯が存在すると考えられており、宇宙戦艦ヤマトの空想が現実的となった天体である。 一応は別物だけど、ほとんど同一視されてるし。
そして第11番惑星、22世紀の終わりに発見されたヤマト世界での太陽系最果ての惑星。23世紀の現在では水も大気もないが、その惑星地表上には巨大な遺跡が数多く点在しており、地球人の知らない過去には知的生命体が存在し、文明が栄えていた。この第11番惑星を過ぎると地球の領海では無くなり公海となる。地球連邦は空間騎兵隊を国境警備に配置しているが、度々大規模戦闘が行われる場所である。
今回の太陽系の惑星が増えると聞いて、真っ先に第11番惑星とその地表に残るグレートマジンガーに出てくるビューナスAみたいな顔をした遺跡を思い浮かべた人は昭和50年代にヤマトにどっぷりとはまった世代に違いない。
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