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2006年3月14日 (火)

Antinny駆除ツール無償公開

「V3 ウイルスブロック」を販売しているアンラボから、Antinnyの無償駆除ツールが公開された。

Antinnyにはいろいろな亜種が存在しているが、このソフトは約30種類のWinny関連ウイルスを検出して駆除できる。

「Winny」そのものも検出だけは可能。Winnyそのものには悪性コードが含まれていないので駆除は行わない。

また、自分のPCが感染しているかどうかを検知し、治療するための物なので、圧縮ファイル内のAntinnyの検索は不可能。こちらは製品版の「V3 ウイルスブロック」等を使って欲しいと言うことだ。

各官庁、企業等でもWinnyがPCの中に入っていないか検索しているところが多そうだが、Windowsの検索機能では、Winny実行ファイルそのものをリネームしてしまえば引っかからない。またWinny起動後に作成されるWinny.iniも実行ファイルをリネームしていれば、リネーム後の実行ファイル名を反映したiniファイルとなるので、Winny.exeやWinny.iniを検索すると言った簡単な検索方法では検出できないが、本ツールを使うとリネームして隠してある実行ファイルも漏れなく検出してくれて、万が一Antinnyに感染していればこちらは駆除してくれる。

社員のPCを調べろなんて言われてる人は使ってみてはいかがだろうか。

トレンドマイクロが4月に発売する「ウィルスバスター コーポレートエディション」の新版から、Winny自体の検出・削除機能が搭載されるとの事だ。パターン検出なのでパッチ当てバージョン等の亜種もokだそうだが、企業向けだけでいいのだろうか。

だいたい仕事のデータを家に持って帰って、Winnyが入ってAntinnyに感染しているPCのHDD内マイドキュメントフォルダーにデータをコピーしていたから流出ってパターンなのだから、企業向けソフトにだけ対策しても意味がないような・・・

って言うか、先のアンラボが言うように「悪性コード」が入っているわけではない、いわゆるコンピュータウイルスの定義に当てはまらないソフトを駆除してしまうのはどうかと思うのだが。

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