P901iTVいよいよ発売
ずっと以前から発表だけは行われていたNTT DoCoMoのP901iTVがいよいよ3月3日から発売になる。
DoCoMoの携帯電話では初のTV受信可能端末であるが、それだけではない。
地上アナログ放送1~62ch以外にも地上デジタル放送のワンセグメント放送(通常ワンセグ放送)が受信できるのである。
ワンセグ放送とは、地上デジタルテレビ放送は1ch(6MHz)の帯域を13に分けて映像や音声を送るのだが、この分割された一つ一つの各帯域をセグメントと呼ぶ。
通常はハイビジョン放送で12セグメントを使用するのだが、この帯域の真ん中一つは使われていない。この1セグメントを利用して、簡易バンバンの映像、音声、データ放送を行っているのがワンセグ放送であり、正式に始まるのは4月1日からだが、現在は試験放送としてNHKなんかは総合放送と同じコンテンツが放送されている。
デジタル放送なので、移動時のフェーディングが起こらず、きれいな映像受信が可能だとか、データ放送が受信できるとか、受信機の消費電力がアナログより少ないとかいったメリットがある。
現在はauの「W33SA」が既に発売中であり、購入しなくとも家電量販店などのホットモックで体験可能である。
実は、先日近所の大手家電量販店がリニューアルオープンした際に、「auの携帯電話、全機種新規1円!」で販売されていて、思わず「W33SA」を購入し、即日解約をしてやろうかと目論んだのだが、(但しW33SAを除く)と書かれていて失敗に終わったのである。
しかし、これは買わずに正解だったのだ。なぜならKDDIの端末は電話の回線を解約すると同時にテレビ機能までもが使えなくなる仕様だったのだ。
だいたい本来は放送波の受信に電話回線の契約の有無など関係ないのである。そりゃデジタル放送ならではの、通信を利用したりする視聴者参加や、番組とリンクしているネットコンテンツは利用できないだろうが、送信所から端末に飛んでくる放送波の受信に双方向の通信環境なぞ不要である。
ちなみにDoCoMoの場合は、通信回線解約後は通信を使うサービスは一切利用できないが、放送波の受信はできるそうだ。それで当たり前なのである。
さて、P901iTVはいくらで売られるのだろうか?19日に書いたようにドコモポイントが10,000、更にパルディオからの契約変更だと\20,000引きで購入することができる。たぶん無料に近い金額で入手できると思われる。解約をしてしまえば利用回線も一回線減らせる。ワンセグ受信のためだけにPHS一回線を減らすだけの価値があるのか、う~みゅ、悩むところだ。
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